ナポリっ子が普段食べているパスタ
イタリア料理といえば、パスタ・リゾット・ピッツァ・ジェラート・ティラミスなどなど。本当に毎日そんなものばかり食べてるの...?胃が疲れないの...?
今月のお題が「ラーメン・麺」ということもあり、イタリアの自慢の麺「パスタ」を中心に、今日は家庭の食卓にのぼるイタリア料理を紹介したいと思います。実にいろんな種類の「イタリア料理」があるんです。
まずは私の好きな「ジェノヴェーゼ」。ただし、イタリアでは「ペスト」と呼びます。松の実の甘みとバジルの香りが最高の一品。パスタはタリアテッレという平べったいものが、ソースと絡みやすくて相性抜群。
ちなみに、イタリアでいう「ジェノヴェーゼ」はタマネギを甘く炒めた別のパスタを指すのです。こちらも美味しいです!牛肉と一緒に一日かけて煮込みます。牛肉は取り除いてタマネギソースをかけて、パスタはペンネで。牛肉はセコンドピアットとして食べます。
こちらはヴェネチア名物イカスミのスパゲッティ。イカスミのスパゲッティはナポリでも売っています。トマトソースと絡めます。
これはズッキーニのパスタ。細いスパゲッティを細かく砕いたパスタ(袋で売っています)を使います。ズッキーニを卵とチーズでとじています。
こちらは寒い日によく食べるブロード。お肉とお野菜をコトコトと時間をかけて煮込んでダシを作り、そのスープに茹でた小さなパスタを加えて食べます。風邪を引いている時にもおすすめ。お粥的存在です。
きのこのトマトソース、タリアテッレ(平べったいパスタ)
ごちそうの定番、スパゲッティーボンゴレ。これはおもてなしパスタの一つ。
こちらは海老のパッケリ。パッケリとは大きなマカロニ型のパスタ。パッケリは魚介類との相性が良く、ナイフで切りながら絶品ソースを絡めて食べます。おいしい〜☆
フルッタ・デル・マーレは直訳すると海のフルーツ。魚介類のパスタもナポリの人気メニュー。
オーブンで焼いたパスタはおにぎり感覚でつまんで食べられるパスタ。切り分けて食べ、保存もできます。
日曜日の定番はラザニア。私はお肉を食べないので、きのこを中に入れています。
お豆とムール貝のパスタ。これも南イタリアの家庭料理の代表的存在。豆の種類を変えて、よく食卓に登ります。パスタは穴の空いた丸い小さなもの。
こちらはシンプルなペンネ、トマトソース。じっくり煮込んだトマトソースが美味しい。マンマの優しい味。
ここからはパスタではないけれど、プリモピアット(炭水化物)として食されるもの。
これはボリューム満点のトマトソースリゾット。オムライスの卵がかかってないようなバージョンです。トマトの甘みがしっかり効いてて美味しい!
インサラータ・ディ・リーゾ、直訳するとお米のサラダ。夏に人気のさっぱりごはん。
他にもカルボナーラ、鮭の生クリームパスタ、オリーブとケッパーのスパゲッティー、シンプルなアーリオーリオなどなど、実に種類豊富。さすが麺王国イタリア!
イタリア滞在中、それぞれの地方の特産であるパスタを店員さんに聞いてオーダーし、いろんな種類を味わってみるのもその土地の深い思い出になること間違いなしです。
(10月のお題「ラーメン、麺」)
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