カウンターで食べるナポリ初のパスタバー

公開日 : 2019年06月17日
最終更新 :

みなさん、こんにちわ。ナポリ特派員のパドゥーラ恵です。

イタリアンと言ったら迷わずパスタですよね。イタリア国内、色々なメーカーのパスタがあります。日本のスーパーでも売っているBARILLAは、みなさんも聞いた事があると思いますが、ナポリで100年以上の昔からの製法でパスタを作り続けている、Pastificio di Martino (パスティフィチョ ディ マルティーノ)が、ナポリ初めてパスタバーを約3年前にオープンさせたのでご紹介したいと思います。

このレストランの名前は、Sea Front, il Pasta Bar Di Martino(シーフロント パスタバー ディ マルティーノ)です。名前の通りパスタがメインのレストランですが、普通のレストランと違うのは、カウンターに座って、目の前でシェフがパスタを作ってくれるのを見ながら食事をするという、日本ではカウンターで食べる鉄板焼きのようなスタイルです。

100年以上も続く製法でパスタを作り続けているのですから少し割高です。でも美味しさで納得するに違いありません。普通のパスタ500gが1ユーロ程度、でもこのPasta di Martinoは、2.5ユーロから、そして使う小麦の種類によって、6~7ユーロだったり、有名ブランドのドルチェガッパーナがデザインした箱に入っているのは、なんと100ユーロで販売されています。

さて、お店に行ってみましょう。地下鉄1号線のMunicipio(ムニチピオ駅)を降りて直ぐ、目の前には海が見えるムニチピオ広場の前にレストランはあります。

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一階はパスタ等を販売しており、またテイクアウトもここで注文します。

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二階に上がると、お店のスペースの中心をオープンキッチンが占め、そのキッチンの周りがカウンターで囲まれています。

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この日はローマ郊外からナポリに来ていた知人夫婦と一緒にランチタイムに行きました。

パスタ一皿から、前菜、パスタ、メイン料理、デザート、コーヒーがついたセットメニューもあります。

私達は、少量パスタを何種類かいただけるセットメニューにしました。

先ずはカタツムリの形をした小さなパスタを、グリーンピースのソースに絡めたパスタです。ほんとに一口だけ。

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次のパスタを待っている間は、タラッリ(南イタリアの丸い甘くないクッキー)と、グリッシーニ(細長い棒状の乾パン)

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イワシのマリネの下には、カリカリのパスタのおせんべい。

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リングイネパスタは、レモンの風味が絶妙でした。

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ナポリを代表する、ジェノベーゼ。カラメル状になるまで玉ねぎを甘く炒めて、お肉が柔らかくなるまで一緒に煮込んだソースを、中が空いている太めのパスタに絡めます。

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そして、最後にトマトソースのスパゲッティ。シンプルなトマトソースがここまで美味しいなんて!と思うに違いありません。

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あまりにも美味しいと絶賛したら、なんと、シェフがフライパンに残っているパスタをそのままおまけしてくれました。さすがナポリならではの嬉しいサービスですよね。カウンターでシェフと直接話しながら、食べるカウンタースタイルだからこその醍醐味です。

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そして、最後のエスプレッソコーヒーの演出もよかった。小さくてかわいい、一人づつエスプレッソがサービスされました。

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さて、店を出る前に恒例のトイレチェックです。トイレは地下1階にあり、トイレの個室も広々で男女別、大きな鏡がある洗面所もありました。

カウンターでパスタを食べるという新しいスタイル。見事な盛り付けなどを間近で見れたり、気さくなシェフとお喋りしたり・・・食べたばかりのパスタもすぐに購入出来るし、是非行ってみて下さい!

Sea Front Di Martino Pasta Bar

Piazza Municipio 1 - Napoli

tel. 081 18496287

www.facebook.com/PastaBarSeaFront

ランチ : 火曜日~日曜日 12:30 ~ 15:00

ディナー: 火曜日~土曜日 19:00 ~ 23:00

英語対応可、英語メニューあり

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