お金の話。小銭のおつりにちょっと注意しましょう

公開日 : 2019年07月29日
最終更新 :

みなさん、こんにちわ。ナポリ特派員のパドゥーラ恵です。

7月も終盤、毎日暑いですよね。ナポリの夏の強い日差しは、サングラスが欠かせません。

夏休みシーズンに入り、イタリア人は海へ行くことが当たり前ですが、まだ都市にいる人達は暑いので日中は室内にいて、夕方に買い物やお散歩といった方法で外出します。

さて、そんな私も先日夕飯のお買い物をしていたら、おつりがちょっと変?? 2cent(セント)足りない・・・計算が間違っていると思いきや、お店の方から、「もう1セント、2セントの小銭は無くなるのよ」と教えてもらいました。

blog20_per clienti.jpg

そうなんです、イタリアの法律が変わり、2018年以降、1セント、2セントは鋳造されなくなるので、小銭のやり取りが発生するのは5セントから。今更ですが・・・知りました。

1セント硬貨1枚あたり4.2セント、2セント硬貨は5.2セントのコストがかかっており、鋳造を中止した場合、年間の節約額は20万ユーロに上るそうです。

バンコマット(デビィットカード)、クレジットカード、スマートフォン経由でのお買い物をするにあたっては何も変わりません。買った金額と同等の支払いをしますよ。

ですが、現金でお買い物をする際にはちょっとだけ注意が必要ですのでイタリア旅行をするみなさんにもお知らせです。

例をあげると

9.91、9.92ユーロ → 9.90ユーロ支払い

9.93、9.94、9.95、9.96 9.97ユーロ → 9.95ユーロ支払い

9.98、9.99ユーロ → 10ユーロ支払い

このようになります。

blog20_1cento,2centi monete.jpg

今までお財布の中に入っていてちょっと邪魔者扱いだった、1セント、2セントの小銭たち。今後は希少価値のある小銭として他の場所に保管しておこうかな。

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