デリバリー人気上昇!ナポリの宅配ピッツァ事情

公開日 : 2020年12月14日
最終更新 :
筆者 : じゅん

皆さんこんにちは!

現在イタリアでは新型コロナウイルスの感染を抑えるため、引き続き州ごとに色分けしたゾーンに応じてロックダウンが行われています。ナポリは現在もオレンジゾーンに指定されていて、不要な外出を控えるため、外食もいまだにできない状況が続いています。

そんななか、Uber Eats やJust Eatなどの宅配サービスを利用したデリバリーの需要が急上昇! 町なかにもたくさんのライダーの姿を見ることができます。普段はあまりデリバリーを頼むことはないのですが、物は試しと、ナポリピッツァのデリバリーを注文してみました。

pizza.jpg

■スピーディな配達

今回はお店にも何度か足を運んだことのある「Pizzeira Condurro」というピッツェリアに電話でデリバリーを注文しました。ヴォメロ地区のメダッリャ・ドーロ広場近くにあるこのお店のピッツァは、コルニチョーネ(外縁)がよくのばされていて重くなく、しっかりとした焼きが特徴で、僕も大好きなピッツェリアです。

家からピッツェリアまではそこそこ距離もあるし、ほかの注文もあるだろうから30分くらいはかかるかなと予想していると、なんと注文から15分ほどで家に到着してびっくり! は、はやい! ピッツァの箱を開けると湯気が立ちこむほどアツアツです。家にいながら焼きたてのナポリピッツァを食べられるなんて感動的、なんだかくせになりそうです。

pizza-cartone.jpgのサムネイル画像

■デリバリーはナポリにぴったり!?

新型コロナウイルスの影響でロックダウンがはじまる前から、ナポリではもともとナポリピッツァやパニーノなどのデリバリーがよく利用されていました。

ピッツェリアで働いていたときも、週末やサッカーの試合がある日にはたくさんのテイクアウトやデリバリーの注文が入っていたのを覚えています。

そのため、ロックダウンでデリバリーだけの営業に限定されても、比較的スムーズにピッツェリアなどの飲食店は対応しているな、という印象を受けます。

パスタなどは料理ができてからすぐに食べないとソースを吸ってしまうので、あまりデリバリーには向いていませんが、ピッツァであれば冷めてからもオーブンで温めればかなりでき立てに近い状態にまで復活します!そのことからもナポリとデリバリーは相性がいいといえそうです。

■ライダーにチップは必要?

基本的にデリバリーを注文する際には、商品の代金とは別にデリバリー料金も加算されて請求されるので、ライダーに別途チップを渡す必要はありません。

ただ実際のところ、デリバリーで家までピッツァを運んできてくれたお店のスタッフにお礼としてチップをあげることが暗黙のルールとして存在しているので、50セントから€2くらいまでをチップとして渡すことが多いです。

■旅行中にも便利なデリバリー

ナポリのホテル滞在中、「観光で疲れてしまって外に出たくない」なんていうときには、ホテルのフロントに頼めばデリバリーピッツァをホテルの部屋で堪能することもできるので、そういった機会にも役に立ちそうですね!

筆者

イタリア特派員

じゅん

ナポリの持つカオスで活気のある雰囲気と、そこに住む熱い人たちに魅了されて永住を決意。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。