2020コロナ禍クリスマスナポリ編

公開日 : 2020年12月25日
最終更新 :
筆者 : ピッパ

Ciao a tutti!

皆さん、こんにちは!

今年2020年のクリスマスの日はイタリア全土はすべてレッド・ゾーンになり、外出規制があったため、ほとんどの人は各自おうちでクリスマスを過ごしました。

筆者には93歳になる高齢な義父がひとりで住んでいて、いつもなら24時間体制でヘルパーさんがサポートしてくれるのですが、クリスマスの今日はさすがにお休みでした。なので特別外出許可をいただき、義父宅へ夫と行き一緒に過ごすことができました。

実・義両親のところへ行く場合には、身内はふたりまで可能になっています。

明日はサント・ステファノの日でイタリアは引き続き祝日になりますので、義理の弟夫婦が義父のところへ行くことになっています。これで少しでも義父がひとりにならないように心がけています。

クリスマスイブはカトリック教徒は魚料理を食べますので今年も魚料理を準備しました。

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こちらはサーモンのアンテイパスト!(盛りつけは夫)

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プリモピアットは毎年ヴォンゴレ(あさり)・スパゲティにするのですが、米料理が食べたくなり、イカ、ヴォンゴレ(あさり)、コッツェ(ムール貝)、エビ入りの魚貝リゾットにしました。

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こちらがリゾット・アッラ・ペスカトーラ(魚貝リゾット)です!

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こちらはパスタ・クレシュータ(ワカメ入りのフリット)です。

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その上にトマトを細かく切ってのせていただきました。この切り方のことを夫はどこで覚えてきたのかジュリエというらしく(細かく切ることを言うらしいのですが、私は知らなくてここでもひともめ......)

(これは夫がトマトを切って盛りつけ)

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セコンドピアットはイカのフリットです!

そのあとサラダやフルーツ、ドルチェなどをいただきました(画像はありません......)。

そしてクリスマス当日は毎年肉料理になりますので、今回は?も?トルテッリ―ニのスープやメイン料理にはチキンにしました。

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オリーブやモッツアレラチーズ、リコッタチーズやべべ、ズッキーニ・スカペーチェ、パルマ産の生ハムなどの肉系のアンテイパスト!(盛りつけは夫)

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肉や野菜がたっぷり入ったスープ!!! じっくりと4時間は煮込みました。

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これがプリモピアット! トルテッリ―ニ入りのスープ!

(盛りつけは夫)

昨年はモデナ産にしましたが、今回はボローニャ産のトルテッリ―ニにしました!

ちなみにどちらが本家本元なのか元祖なのかつねに議論があるモデナ産とボローニャ産ですが、味の違いは正直よくわからなくて、まあどちらもおいしかったですよ!

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さて、こちらがセコンドピアット!

フライドチキンにしようかと思ったのですが、義父にも食べやすいように夫リクエストで結局チキン巻にしました!

(中身は生ラードが多いパンチェッタ、チーズ、サルヴィア、ケッパー)

相変わらず食にはこだわりの強い夫からダメ出しがあり討論になりましたが......なんとかできました!

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こちらは付け合わせ

ブロッコリーの葉っぱ(別名クリスマス用のブロッコリー)の炒め物

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ポテトのオーブン焼き

(夫がガトー〈ポテトやモルタデッラ、チーズをオーブン焼きにする料理〉などが食べたいと急に言ったのでそれはできないけれどせめてポテト系の付け合わせをと思い、手っ取り早い一品にしました!)

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こちらはクリスマスにちなんで赤色だけのパプリカ・ケッパー・パン粉の炒めもの

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メイン料理

アンテイパストとプリモピアットは夫が朝早く義父宅へ行って準備し、私は自宅でセコンドピアットと付け合わせを準備しました。

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義父宅近くにあります、サントーロのパスティッチェリアで以前から狙っていたドルチェ(マリトッツォ)を購入!

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私はピスタチオクリーム入りにして大正解!

われながらよくできました! 妻としての仕事もしっかりとしていきたいと思っています!!!

今日は食べ過ぎましたので明日は残りのおかずを少しずつ食べたいと思います......。

いかがでしたか?

イタリアはクリスマスの日は一番重要な祝日になり基本的に家族で過ごします。日本は祝日ではないですし、クリスマスイブには恋人同士で過ごしたり、夜は家族で温かいビーフシチューやイチゴの生クリームケーキに手羽先や七面鳥の丸焼き、またはケンタッキー・フライド・チキンのクリスマスセットを持ち帰りにして食べて過ごしたり、子供たちはサンタさんからプレゼントを楽しみに靴下をつるして翌日の朝受けとったりといろんなケースがありますね、ただ今年はおうちでクリスマスを過ごした人がたくさんいたと思います、宗教や形はどうであれ、コロナワクチン接種も可能になりつつある現在、新型コロナウイルス感染が1日も早く終息し世界平和を願うばかりですね。

ピッパ

筆者

イタリア特派員

ピッパ

イタリアミラノへオペラ留学後日伊間を往復する暮らしを初め、結婚後はイタリア各地に移住。

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