新型コロナ「抗原検査」初体験

公開日 : 2021年01月25日
最終更新 :
筆者 : ピッパ

皆さん、こんにちは!

Ciao a tutti!

しばらくぶりです!

イタリアは昨年12月27日より新型コロナワクチン接種が始まりました。

ただし途中で中断したり遅れたりしながら毎日予防接種しています。

一般人の私のところにまで回ってくるにはまだまだ時間がかかりそうです。

現在、優先の人は、病院関係に働いている方、お年寄りの方などです、カンパーニア州ではワクチン接種のための仮設大会場を設けてしていますが、年末年始といつになく寒く、天気も悪く雨や強風でそんな環境で仮設大会場外には行列ができてしまい、はじめは段取りが悪かったのですが、徐々にスムーズに行っている様子です。

そんな中、今年初歌劇場の仕事が入ってきました。

残念ながらイタリア全土に渡り、歌劇場は閉鎖中で、観客を入れることが不可能なため、今回のオペラは観客なしでオペラもコンサート形式によるオペラ・ストリーミングで発信することになりました。

その歌劇場の仕事初日、これまでは自己宣言証明書と平熱であれば仕事可能でしたが、エミリアロマーニャ州からの指示で、キャスト全員に新型コロナ「抗原検査」を義務づけられました。

喉と、鼻から長い検査棒を入れられ、正直痛かったですし、同僚の中で痛すぎて涙を浮かべていた人もいました。

検査結果は約1時間後にはわかり、同僚みんなネガティブでしたので、午後からスムーズに稽古が開始されました。

しかしながら検査をするということがわかってから、出発する前まで、体調管理をさらに気をつけて、栄養のあるものをできるだけ食べて、マスクの質をさらにランクを上げて、布マスクと不織布マスクを併用し毎日外出するときにはつけて過ごしていました。

無症状でもポジティブの可能性もありえますので、正直気が気ではありませんでした。

その上、いつもは同僚のお宅へ居候をするのですが、万が一コロナでポジティブだったら?!とお互いのために良くないと思い全く違う所へ滞在することにしました。

その滞在場所も合計3人でシェアーすることになり、私以外は公立中学校の先生でした。

なので、私も安心して住むことができました。

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稽古の休憩中

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パヴァロッティ像と

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今回シェアーしたマンションのバルコニー

遠くを見ますと山が見えて雪が積もっていました。

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今回の滞在場所の部屋

新しいモダンなマンションで、駅からも比較的近く、スーパーも近所にあり、洗濯機も自由に使え、キッチンもとても広く快適に過ごすことができました。(残念ながらテレビ付きではありませんでした)

いかがでしたでしょうか?

まだまだコロナ禍で以前のようには生活や仕事はできませんが、それでも少しずつ活動を再開できる雰囲気になりつつあります。

イタリア人は基本ポジティブなので、そういった人たちと接することは個人的も気持ちが明るくなり精神的にも助かります。

本当に一日も早い終息を期待するばかりですね。

ピッパ

筆者

イタリア特派員

ピッパ

イタリアミラノへオペラ留学後日伊間を往復する暮らしを初め、結婚後はイタリア各地に移住。

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