新型コロナウイルス感染拡大防止のためのイタリア政府の措置:新たな保健省命令

公開日 : 2021年04月11日
最終更新 :
筆者 : ピッパ

Ciao a tutti!

皆さん、こんにちは!

あらためまして在イタリア日本国大使館より連絡が届きましたのでさっそく引用させていただきます。

参考になりますと幸いです。

ナポリにありますカンパーニア州は引き続き〈レッドゾーン〉になりましたのでご注意ください。

●本10日、新たな保健省命令2件が官報に掲載され、以下のゾーン別措置が規定されていますので、ご留意ください。

【レッドゾーン】(12日から15日間適用)サルデーニャ州

【オレンジゾーン】(12日から適用)カラブリア州、エミリア=ロマーニャ州、フリウリ=ベネチア・ジュリア州、ロンバルディア州、ピエモンテ州、トスカーナ州

●在イタリア日本国大使館で作成した、イタリア全土でのゾーン別感染予防措置一覧は以下のリンク先でご確認ください。

- https://www.it.emb-japan.go.jp/itpr_ja/covid_19_misureGAR.html

2021年4月10日現在 ゾーン別措置一覧(概要)

  ホワイト イエロー オレンジ レッドに色分けされます。

州・自治県 【重要】

・4月30日まで、イエローゾーンの措置は適用されません (4月6日~11日)

<オレンジゾーン>

サルデーニャ州

(4月6日~)

ベネト州、マルケ州、トレント自治県、アブルッツォ州、ウンブリア州、ボルツァーノ自治県、リグーリア州、シチリア州、バジリカータ州、モリーゼ州、ラツィオ州

(4月12日~)

カラブリア州、エミリア=ロマーニャ州、フリウリ=ベネチア・ジュリア州、ロンバルディア州、ピエモンテ州、トスカーナ州*

*4月12日~17日14:00まで、フィレンツェ大都市圏及びプラート圏の全コムーネ、ピサ県の一部およびシエナ県の一部のコムーネは、州知事命令によりレッドゾーンとなります。

(4月6日~11日)

カラブリア州、エミリア=ロマーニャ州、フリウリ=ベネチア・ジュリア州、ロンバルディア州、ピエモンテ州、トスカーナ州

<レッドゾーン>

(4月6日から15日間)

カンパニア州、プーリア州、ヴァッレ・ダオスタ州

(4月12日から15日間)

サルデーニャ州

変異株を含めた新型コロナウイルスへの感染状況は地域により異なり、状況に応じて、

州知事命令等でより厳しい制限措置が取られることがあります。

地方政府の発表等に十分ご留意下さい。

<外出禁止時間> <オレンジゾーン>22時~5時<レッドゾーン>時間に関係なく外出禁止

例外: 証明される仕事上の理由、必要性のある状況、又は健康上の理由に動機付けられる移動

自己宣誓書が必要 (当館仮訳)  

<移動制限>

自治体(コムーネ)をまたぐ移動は禁止。

自治体(コムーネ)内での移動も禁止。

<オレンジゾーン>   ・4月30日まで、5時から22時の間、最大2名で、同一自治体(コムーネ)内に所在する私的住居(一軒のみ)への移動が1日に1度のみ許可される。移動する人(1名あるいは既に同居している2名)は、同者が親権を有する14歳未満の子女、同居している障害者または介助が必要な者を同行させることができる。

・人口5千人を超えない自治体(コムーネ)から30kmを越えない範囲での移動は、県都への移動を除いて許可される。

<レッドゾーン>

・4月30日まで、自宅ではない私的住居(友人や親戚の家等)を訪問することは許可されていない。

例外: 証明される仕事上の理由、必要性のある状況、又は健康上の理由に動機付けられる移動

★自身の住所・居住地・居所への帰還は許可される

  自己宣誓書が必要 (当館仮訳)  

<小売店・ショッピングモール>

<オレンジゾーン>

土・日・祝日・祝日の前日には、ショッピングモール内および市場内の商店は閉鎖

<レッドゾーン>

食料品や生活必需品の販売活動を除き、小売り活動は禁止。

薬局、ドラッグストア、タバコ屋、新聞雑誌売店、クリーニング店は営業可。

美容・理容店、エステ店は営業禁止。

例外: 薬局、ドラッグストア、衛生用品販売店、クリーニング店、食料品取扱店、農産物取扱店、生花店、タバコ屋、新聞雑誌売店、書店

<飲食サービス業>

<オレンジゾーン>

飲食サービス業の営業は5時~18時まで。持ち帰りサービスは22時まで。宅配サービスは制限なし。

<レッドゾーン>

飲食サービス業の営業は禁止。持ち帰りサービスは22時まで(バールの持ち帰りサービスは18時まで)。宅配サービスは制限なし。

<ジム、プール> 閉鎖

<美術館、博物館、図書館等文化施設> 予約制の図書館を除き閉鎖

<劇場、映画館> 閉鎖

<学校>

<オレンジゾーン>

・4月7日から4月30日まで、幼児教育サービス、幼稚園、小学校全学年、中学校全学年の対面での学校・教育活動が保証される。

・高校は、生徒の少なくとも50%~最大75%の対面授業が保証され、残りの学生はオンライン教育。

<レッドゾーン>

・4月7日から4月30日まで、幼児教育サービス、幼稚園、小学校全学年、中学1年生の対面での学校・教育活動が保証される。

・中学2、3年生、高校全学年の教育活動はオンラインのみで実施される。

見本市、大型会議、ダンスホール、ディスコ等 屋内外を問わず休止

●また、これらの保健省命令の当館抄訳と原文は以下のリンク先でご確認ください。

・4月9日保健省命令(カラブリア州、エミリア=ロマーニャ州、フリウリ=ベネチア・ジュリア州、ロンバルディア州、ピエモンテ州、トスカーナ州)

抄訳:https://www.it.emb-japan.go.jp/itpr_ja/covid_19_20210409OMS_CEFLPT.html

原文:https://www.gazzettaufficiale.it/atto/serie_generale/caricaDettaglioAtto/originario?atto.dataPubblicazioneGazzetta=2021-04-10&atto.codiceRedazionale=21A02238&elenco30giorni=false

- 4月9日保健省命令(サルデーニャ州)

抄訳:https://www.it.emb-japan.go.jp/itpr_ja/covid_19_20210409OMS_S.html

原文:https://www.gazzettaufficiale.it/atto/serie_generale/caricaDettaglioAtto/originario?atto.dataPubblicazioneGazzetta=2021-04-10&atto.codiceRedazionale=21A02237&elenco30giorni=false

●皆様におかれましては、変異株を含む新型コロナウイルスへの感染防止に引き続き努めてください。

(問い合わせ先)

○在イタリア日本国大使館

 電話:06−487991(領事部)

  ホームページ:https://www.it.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

○外務省領事サービスセンター

  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

○外務省領事局政策課(海外医療情報)

  電話:(代表)03-3580-3311(内線)4475

○海外安全ホームページ

  https://www.anzen.mofa.go.jp/(PC版・スマートフォン版)

  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html(モバイル版)

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ピッパ

筆者

イタリア特派員

ピッパ

イタリアミラノへオペラ留学後日伊間を往復する暮らしを初め、結婚後はイタリア各地に移住。

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