海外旅行・観光情報の「地球の歩き方」TOP > 特派員ブログ > ヨーロッパ  > イタリア/ナポリ3特派員ブログ

イタリア/ナポリ3特派員ブログ Nakky

イタリア・ナポリ3特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


みなさん、こんにちは。
もうすぐゴールデンウィークですね、今日はナポリではなく、私が大好きな北イタリアのトレント近くで毎年行われているウォーキング大会'4Ville in fiore'(クァットロ・ヴィッレ・イン・フィオーレ)をご紹介します。

TRENTO 1.JPG


このイベントは毎年リンゴの花が咲く今の季節、今年は4月28日(日)に行われます。
場所はトレントからローカル電車Trento-Malè(トレントからマレを結ぶ電車)に乗りVal di Non(ヴァル・ディ・ノン) ノン渓谷にあるTASSULLO(タッスッロ)からスタートします。
ドロミーティが遠くに見えるリンゴ畑の中を歩き、いくつかの小さな町を通りながら一周する5Kmか11Kmの2つのコースから選ぶウォーキングです。
ここにはイタリアの有名なリンゴメーカー メリンダがあり、メリンダの会社の前がスタート位置です。

trento 2.JPG


マラソンのように早く走りたい人は10Kmを何も見ずに走り切りますが、たいていの人はゆっくり観光をしながら歩きます。
というのもこの辺りは小さな町ですが中世の田舎町の面影が残っていて、普段は閉まっているナンノ城やヴァレール城、教会などが特別に開いていてそれを見学することも可能なんです。
ヴァレール城には今も伯爵が住んでいて、居住地区ではない場所を見学できます。

trento 3.JPG
中世のお城 ナンノ城

trento 4.JPG
映画の撮影などにも使われるナンノ城の中 


trento 5.JPG
ヴァレール城


途中途中でリンゴの産地らしいリンゴ、リンゴジュース、リンゴのお菓子が配られ、それを食べながら休憩しつつ、また歩くという感じなので11Kmと聞いて大変だなぁと思うかもしれませんが、空気のおいしいリンゴ畑の中を歩きながら写真を撮ったり、教会やお城を見ながら歩くのであっという間でそこまで疲れません。

trento 6.JPG


しかもこの付近はほとんど雨が降らない地域なのでウォーキングには最適です!
写真は去年私が歩いた時の写真なんですが、去年は暑くて現地の人が「いつもの夏の天気だよ」なんて言っていました。
途中の小さいバールに行ったら、ドラフトビールならぬ生プロセッコが1ユーロで飲めました。


trento 7.JPG

この生プロセッコ、プロセッコ(スパークリングワイン)の産地ヴェネツィアで初めて見て感動しましたが、1ユーロとこんなにお安いのは見たことなくて驚きでした。
天気の良い日に外でプロセッコをグイっと飲むのは格別ですよね、試してみるのも良いかもしれませんね!


メリンダの会社の前でゴールをして、景品のTシャツやノート、やはりリンゴなどがもらえます。

trento 8.JPG

これで参加費8ユーロというと安いのではないかなぁと思います。
そして上位入賞者発表などがあり、色々な食べ物のお店も出ているのでお昼ご飯を食べて解散です。


トレントがあるトレンティーノ、アルトアーディジェ州はお家やお城など他のイタリアとは少し違ってオーストリアの雰囲気もあります。
というのも1918年11月にイタリア軍が入り、第一次世界大戦後のサン・ジェルマン条約でフリウーリ・ヴェネツィア・ジュリア州と一緒にイタリアに返還されイタリア統一されました。イタリアに戻ってからやっと100年が経ったところなんです。

trento 9.JPG
建物が素敵なトレントの町


もう少し北のアルトアーディジェは南チロルとも呼ばれ、ドイツ語の標識もありイタリア人同士でもドイツ語で話してる人達もいるんです。
イタリア人と思いつつもオーストリア軍として戦わなくてはならなかった人達、オーストリア人として残りたかった人達、日本人の私にはなかなか理解し難い思いがたくさんある場所です。

トレントの周りはいくつか第一次世界大戦のオーストリア軍の要塞があり、トレッキングしながら要塞を周ることもできるので、ご興味ある方はとても楽しいと思います。


ビアホールもたくさんあり、料理もドイツ料理のようなものも多いです。
そしてトレントで有名なのはスペック、生ハムよりも脂身の少ない身がしまった燻製ハムで、私は生ハムよりもスペックの方が好きです。

trento 10.jpg

そしてなんと言ってもおススメはTRENTO DOC(トレントドック)というスプマンテです。
時間をかけて作っているので普通のプロセッコなどよりは少々お値段が高いですが、この味わい、初めて飲んでからずっと好きです、是非試してみてください!

トレントのあるトレンティーノ、ボルツァーノがあるアルトアーディジェ州は見所がいっぱいです、是非ゴールデンウィーク、青空の下リンゴの花を見ながらのウォーキング、また少し違うイタリア旅行を試してください。

クァットロ・ヴィッレ・イン・フィオーレのサイトはこちら↓
http://quattrovilleinfiore.it/


2019年4月16日

みなさん こんにちは!
さて、DIESEL(ディーゼル)と言えばイタリアのジーンズブランドとして知ってる方も多いと思います。
インテリア雑貨のDIESEL LIVING(ディーゼル リビング)は知っていましたか?
同じくイタリアのブランドSELETTI(セレッティ)というインテリアブランドとコラボレーションをして、インテリア雑貨もデザインしているんです!


それがやはりというか個性的なデザインで面白いんです。


いくつかシリーズがあり、
マシーンコレクションはマシーンを作る時の工具をイメージさせるデザインのコーヒーカップのセットやスプーンやフォークなど
コズミック ダイナーでは宇宙飛行士の花瓶、ロケットのキャンドルスタンド、惑星の絵のお皿などユニークなデザインばかりです。

foto1.JPG


マシーンシリーズは個性的は個性的ですがそこまで主張しないので他のインテリアとも合わせやすいと思いますが、コズミック ダイナーの惑星のお皿などはちょっとどういうテーブルセッティングにしたらいいのか、どういう家具に合うのか、私にはちょっと上級者向けで難しいのですね。


ちなみにうちにはコズミック ダイナーの宇宙飛行士の花瓶とグラスがあります。

foto2.JPG


こちらのグラスは二重ガラスのグラデーションカラーになっていて、内側のガラスが惑星をイメージしているのか氷をイメージしているのか中がゴツゴツしていて、飲むときの感触が何とも面白い感じなんです。飲みやすいかと言われると。。。飲みやすくはないです。。
でもとても気に入っています。

 また、セレッティはディーゼルの他にも色々なデザイナーとコラボレーションしたり、セレッティ自体もとてもカラフルなものや個性的なデザインが多く見ているだけでも楽しくなりワクワクします。


foto3.JPG


中でも私のお気に入りは上の写真にもあるセレッティのトイレットペーパーシリーズで出している商品で、陶器やガラスで牛乳パックやプラスチックのカップ、紙のお皿を表現していてとてもかわいいんです。
イタリア人の若い人の間でもお家で友達とするアペリティフする用に買ったなんてことを多く聞きます。


 イタリア人は友達同士家でご飯を食べたり、家族みんなで集まってご飯を食べたり、ホームパーティが大好き。
やはり慣れているのか、とてもオシャレなテーブルセッティングをする人が多いんです。
例えば、わざと統一せずにお皿やランチョンマットなどを一人ずつ変えてみたり、キャンドルを上手に使ってみたり、でもかと言って、すごいあからさまに頑張しました感もなく、人を心地よくさせる居心地のいい空間を作るのが上手です。


この前も、友達のお家に遊びに行った時、彼女がいきなり家のキャンドルを全部つけだしたので「誰か今から来るの?」と聞いたら「誰も来ないわよ。いつも夕方になると一人でいてもキャンドルをつけるの。とても落ち着くのよ」と。
一人の時にでも家の雰囲気を楽しんだり心地よさを楽しんだり、とても勉強になります。
私は一人でご飯を食べる時は何も考えないのですが、昔シェアしていた男の子でさえもご飯を一人で食べる時、ちゃんとテーブルクロスを敷き、フォークとナイフをセッティングしてから食べ始めていました。


みんな広い家でも狭い家でもアレンジして、きれいなだけでなく過ごしやすい空間を作るのが上手なんです。ほんと、見習うことばかりです。


 ところで、最近ではナポリにも可愛いインテリア雑貨やキッチン雑貨を売っているお店も増えてきています。
なかでも私の行きつけのお店はキアイア地区のカラブリット通りにあるヴェルシオーネ・ルーチェ。
ここは照明が中心のお店なんですが、オーナーのマッシモがセレクトして売っているキャンドルホルダー、グラスや食器も売っていて素敵なものがいつも見つかるんです。


foto4.JPG


ドゥオーモ通りにもマッシモの兄弟がやっているお店があって、そっちのお店の方が大きいのでインテリア雑貨もそっちの方が多いかもしれません。
日本に入っていないセレッティ、ディーゼルのシリーズもたくさんあります。
気分を楽しくしたい時などにおすすめのディーゼル リビング、自分へのお土産におススメです。

IMG_8224.JPG


2019年4月12日

みなさん、こんにちは。
日本でも最近何かと話題になっているバンクシーですが、バンクシーはナポリにも絵を残しています。
それはマドンナの上にピストルがあるちょっと衝撃的な絵です。

foto1.JPG

実はナポリにはこの絵の他にもう一つあったんですが、残念ながらその絵はバンクシーとわかる前に消されてしまいました。

今のところ、イタリア国内でバンクシーが描いたと言われてる絵はナポリのこの絵だけなんです!


どうしてバンクシーはナポリを選んだんでしょうか?
バンクシーのことを少しお話すると、バンクシーは誰なのかはわかっていません。
濃厚なのはスコットランド人のジャーナリストWilliam Craig(ウィリアム・クレイグ)が言っている、バンクシーはイギリスのブリングストンという町の出身で、バンドMassive Attack(マッシヴ アタック)のロバート・デル・ナジャではないかという説です。
というのも彼らがコンサートをすると、その後、コンサートをした町にバンクシーが絵を残すことが多いからです。
ロバート自身は「自分はバンクシーの友人で、コンサートをする時に彼が一緒に来ることもある」と語っていますが、実は彼本人がバンクシーなのではと考えられています。


実はこのロバート・デル・ナジャはナポリ人の血が入っているんです!
彼はインタビューで彼の家族のオリジンはナポリのあるカンパーニャ州で、ナポリをとても愛してる、そしてサッカーチーム ナポリの熱狂的ファンであると答えています。
実際、彼の姿をナポリのサッカースタジアム、サン・パオロ・スタジアムで見たという目撃談も多々あります。
だからナポリを選び、ナポリに遊びに来た時に描いたんではないかと言われています。
バンクシーのオリジンがナポリというのを聞くとなんかナポリに住んでいる私としては親近感がわいてきます。


ところで、このバンクシーの絵の近くにはピッツェリアがあるんですが、このピッツェリアが「この絵は私たちが管理している」という掲示版とともにガラスを張ったんです。
これに対してナポリ人の間からこのピッツェリアはバンクシーの絵を広告に利用しているとかなり批判され、実際新聞にも記事が載りました。
ちなみにこのピッツェリアは有名なピッツェリア ソルビッロが店の前に爆弾を投げられた時にも「これは彼らがしかけたフェイクだ」というような垂れ幕を作ってトゥリブナーリ通りに貼ったこともありかなりアグレッシブなお店です。
でもこのお話はまた別の機会にお話ししますね。


さて、バンクシーの絵はどこに行ったら見ることができるのかというと、みなさんが観光で行くドゥオーモの近くにあります。
ドゥオーモからトゥリブナーリ通りに入り少し歩くと出てくるサン・ジェロラミーニ広場にあります。

foto2.JPG

トゥリブナーリ通りには有名なピッツェリアが数多くありますし、ドゥオーモへ行く途中、ピザを食べた帰りなどにバンクシーの絵を見に立ち寄ってはいかがでしょうか?


ナポリにはバンクシーだけではなくたくさんのストリートアートがあります。
スパッカナポリからドゥオーモ通りへ出た所にはナポリ人のアーティストJorit(ヨリット)が描いたナポリの聖人ジェンナーロの大きな壁画があります。
彼はナポリ郊外にナポリ人が愛してやまないマラドーナの壁画を描いています。

foto3.JPG


そして同じくナポリ人のアーティストRoxy in the box(ロクシィ・イン・ザ・ボックス)も歴史中心地区、スペイン地区などに書いています。

foto4.JPG


foto5.JPG


彼女は写真にあるカラバッジョだったり、フリーダ・カーロ、その他にもドルチェ&ガッバーナ、アンディ・ウォーホル、マドンナなど有名人をモデルに描くことが多いです。


又、サニタ地区にはイタリア人で彼の映画を見たことがない人はいない、ナポリが生んだ有名な喜劇俳優トトの生家の前にトトの絵、その他サニタ地区の至る処でたくさんのストリートアートを見る事ができます。

foto6.JPG


イタリアでは何年か前から各地でストリートアートが流行っていて、各都市でバンクシーの展覧会が行われたり、ナポリでももちろん、他のイタリアの多くの町でストリートアート観光ツアーが数多く企画されているんです。


お散歩がてらにナポリのストリートアートを巡ってはいかがですか?
きっとまた新しいナポリが発見できると思います!


2019年4月 2日
2019年3月25日
⇒すべての記事を見る

イタリア旅行 旅スケジュール

旅行者の作る、新着!旅スケジュールをご紹介します。 ■イタリアの旅行記・口コミ「旅スケ」へ

ヨーロッパ特派員ブログ一覧

アイスランド/レイキャヴィークアイルランド/ゴールウェイイギリス/イーリーイギリス/エディンバライギリス/カーディフイギリス/ギルフォードイギリス/グラスゴーイギリス/ケンダルイギリス/ケンブリッジイギリス/コッツウォルズイギリス/ヒースローイギリス/ブリストルイギリス/ベルファストイギリス/ヨークイギリス/ロンドンイギリス/ロンドン2イギリス/ロンドン3イギリス/ロンドン4イタリア/アンコーナイタリア/アンドリアイタリア/シチリア島イタリア/ジェノバイタリア/トリノイタリア/ナポリイタリア/ナポリ2イタリア/ナポリ3イタリア/パルマイタリア/フィレンツェイタリア/ボローニャイタリア/ミラノイタリア/ミラノ2イタリア/ラ・スペツィアイタリア/ローマイタリア/ローマ2ウクライナ/オデッサエストニア/タリンエストニア/タルツオランダ/アイントホーフェンオランダ/アムステルダムオランダ/デンボスオランダ/ライデンオーストリア/ウィーンオーストリア/チロルオーストリア/リンツキプロス/ニコシアギリシア/パロス島ギリシャ/アテネクロアチア/コルチュラ島クロアチア/ザグレブクロアチア/ドゥブロヴニクジョージア/トビリシスイス/アッペンツェルスイス/チューリヒスイス/ベルンスウェーデン/ストックホルムスペイン/イビサ島スペイン/バルセロナスペイン/バルセロナ2スペイン/バレンシアスペイン/バレンシア2スペイン/ビトリアスペイン/ビルバオスペイン/マドリッドスペイン/マドリッド2スペイン/レオンスロヴェニア/リュブリャナセルビア/ベオグラードチェコ/ブルノチェコ/プラハチェコ/プラハ2デンマーク/コペンハーゲンドイツ/ケルンドイツ/ケルン2ドイツ/シュタインバッハドイツ/デュイスブルクドイツ/デュッセルドルフドイツ/ハノーファードイツ/ハンブルクドイツ/フライブルクドイツ/フランクフルトドイツ/ブレーメンドイツ/ベルリンドイツ/ボンドイツ/ミュンヘンドイツ/ミュンヘン2ドイツ/ミンデンドイツ/ライプツィヒドイツ/レーゲンスブルクドイツ/ワイマールノルウェー/オスロノルウェー/オスロ2ノルウェー/オスロ3ノルウェー/ベルゲンハンガリー/ブダペストフィンランド/サヴォンリンナフィンランド/トゥルクフィンランド/ヘルシンキフィンランド/レヴィ・サーリセルカフランス/アヌシーフランス/アンボアーズフランス/カンヌフランス/コートダジュールフランス/ストラスブールフランス/トゥルコアンフランス/トゥールーズフランス/ナルボンヌフランス/パリフランス/パリ2フランス/ブールジュフランス/ボルドーフランス/マルセイユフランス/リヨンフランス/リヨン2フランス/レンヌブルガリア/ソフィアブルガリア/プレヴェンベルギー/ゲントベルギー/ブリュッセルベルギー/ルーヴェンポルトガル/ポルトポルトガル/リスボンポーランド/カトビッツェマケドニア/スコピエマルタ/マルタ島モンテネグロ/ポドゴリツァヨーロッパ/バルカンラトヴィア/リーガルクセンブルク/ルクセンブルクルーマニア/ブカレストロシア/サンクトペテルブルグロシア/モスクワ

ヨーロッパにもどる

  • 特派員プロフィール
  • ナポリ3特派員

    ナポリ3特派員
    Nakky
    日本で音楽大学を出、2006年から長年の夢だったイタリア留学を始め、フィレンツェ、ローマと南下していき、ナポリ人と出会い2014年からナポリに住んでいます。 イタリアで中学、高校で勉強し今は大学で音楽ではなく歴史を勉強しつつ、日本語を教えたりフリーで通訳、アテンド等をしています。
    ガイドブックには載っていないような隠れた観光名所、おいしいレストラン、ナポリの面白い文化、ナポリの他にもカンパーニャ州の情報をお届けしたいと思っています。 DISQUS ID @disqus_ucwGpLTlbd

  • リーダーに登録

地球の歩き方Web特派員募集