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イタリア/ナポリ3特派員ブログ Nakky

イタリア・ナポリ3特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


みなさん、こんにちは!

ナポリも少しずつ涼しくなってきました。

ナポリを観光する時必ずと言ってもいいほど行くのがスパッカナポリ。
そこにあるタラッリ屋さんを紹介したいと思います。


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タラッリというのはプーリア州が有名ですが、その他の南イタリアの多くの地域にあるお菓子です。
丸い形で中が開いているドーナッツのような形で固いクッキーという感じでしょうか?
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ナポリにもタラッリがあって、タラッリナポレターニと言います。
タラッリナポレターニ、歴史は古くて1700年代くらいにはあったようで海岸沿いやメルジェッリーナ港の辺りにお店があって船乗り達に売っていたようです。
タラッリナポレターニといえば「NZOGNA E PEPE」、つまり豚の脂とコショウを入れているものです。
元々は貧しい人達の食べ物で、パンを作る時にあまったものに豚の脂とコショウを入れて焼き、空腹の足しやアペリティーボ(夕食の前に軽く飲むことです)などに食べていたようです。
1800年代にはアーモンドも入れるようになり、今私たちが食べるタラッリナポレターノの原型ができたようです。
その他にも甘いタラッリや豚の脂を入れないのもできてきました。
今ではこのレシピだけではなくて色々なタラッリが登場しています。

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個人的にはお砂糖やチョコレートがかかった甘いタラッリが好きです。


今日ご紹介するのはTARALLERIA NAPOLETANA(タラッレリーア・ナポレターナ)。
ナポリの有名なお菓子屋さんのLEOPORDO(レオポルド)がタラッリ専門店として出したお店で、LEOPORDは昔のタラッリを再現していることでも有名なんです。
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最近できたのはタラッロ付きジェラート!!!
ちょっと塩味があるタラッリと甘いジェラートの組み合わせがとても美味しいです!


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可愛らしい店内で食べることもできます。
日持ちもするのでお土産にも良いです。
ワインなどもあるのでタラッリとワインを一杯という昔ながらのアペリティーボを楽しむこともできます。
トイレもあるので、ちょっと疲れた時にタラッリを食べて疲労回復してみてください!


TARALLERIA NAPOLETANA
住所:Via San Biagio Dei Librai,3
ドゥオーモよりのスパッカナポリにあります


2019年10月18日

みなさん、こんにちは

今日は今年の4月に公開されたばかりのとっても小さな教会、サン・ルチエッラ・アイ・リブライ教会を紹介します。


教会と言っても地震で壊れてしまいずっと閉鎖されていて、今回35年ぶりに教会としてはもう機能していませんが博物館として公開されています。


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こちらの聖ルチエッラは聖ルチアのことで、聖ルチアは敬虔なキリスト教徒でした。
ある日異教徒との政略結婚を拒んだ為、キリスト教徒ということで死刑に罰せられましたが、何度か試みても死刑にできず最後に両目をくりぬきました。
ところが両目がなくても見えることができたのです。
ざっくり話すと聖ルチアの生い立ちと奇跡はこのようなお話です。
教会や美術館などで女の人が二つの目を持っている絵を見たことがある方もいらっしゃると思いますが、それが聖ルチアです。


どうして聖ルチアの話をしたかというと、こちらの教会は職人の為の教会でした。
1327年より少し前に教会は建てられ、1629年に職人の為の教会になりました。
職人でもトンカチを使って大理石やヴェスヴィオ山から取れる黒石を砕いたりする職人なので、目に破片が入ったりして目を怪我したりする人が多かったそうです。その為に聖ルチアにお参りして守ってもらおうということなんです。


この教会にも聖ルチアの絵の象徴の二つの目を持っている女の人の絵があります。


教会は1980年の地震の時破壊されて、修復をし、今も少しずつ修復をしている所ですが、祭壇も前の部分が割れてしまっていたり、後ろのオルガンがある場所ものぼることができません。
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しかもこちら地震後閉まっていた時、教会の物はほとんど盗まれてしまいました。
なので教会にはほとんど残っていません。
修復する前の写真などもあり、ボロボロだった様子がわかります。


1.JPG
聖水を入れる皿


でもまたこの廃退的な感じが雰囲気を出していて私は好きです。


こちらの教会にも前にお話したサニタのサン・ガウディオーゾのように地下墓地があり、地下に埋葬していました。
昔1800年初期ジョアッキーノ・ミュラーがナポリを統治するまで、ナポリには墓地がなく教会の下に亡くなった人を葬りました。
そのため、職人さん達の葬る場所も必要だったようです。


この教会で何が有名かというと、耳飾りをした少女ではなく耳飾りをしたガイコツがいます。
そのガイコツを同じくサニタのチミテッロ・デッレ・フォンタネッレのように好きなガイコツを選んで人々はお願いごとをしていました。
中には持ち帰ってしまう人もいたようです。
歴史中心地区にはこの他にも、サンタ・マリア・デッレ・アニメ・デル・プルガトーリオ・アドゥ・アルコ教会、サンティ・フィリッポ・エ・ジャコモ教会など地下墓地を見る事ができます。こちらの教会はまた別の機会にご紹介しますね!
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地下墓地


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ちょっとわかりずらいですが、耳飾りをしてます。


耳飾りがついているガイコツということで珍しいこともありみんな好んでこのガイコツにお願いごとをしていたようです。


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前にお話したサン・ガウディオーゾは死体を座らせ、贓物を流していましたが、こちらでは座らせず立たせていたようです。
写真後ろのくぼんだ所に死体を立たせて、手前の穴の方に贓物などが流れるようになっていたようです。


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ガイコツが逆さになっていたり後ろ向きになっていたりするのは、願いごとが叶わなかった時怒って逆さにしたようです。
ちょっと逆恨みのような気もしますが。。
銀色の人の形をしたものなどが壁にかかってるのがあります。
色々な教会で見たこともあるかと思いますが、願いが叶った時にお礼に置きます。
例えば足が悪くて治った場合足の形のものなど。
壁いっぱいにあったようですが、銀でできているのでこちらも盗まれてしまったようです。
日本でも墓泥棒など聞きますが、私はバチが当たりそうで怖いですが。。
こちらの十字架や前の写真にあった棺はこちらにもともとあったようです。


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今でもお願いをする人がいるそうで、紙が祭壇においてありました。


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地下にも祭壇があります。
その祭壇の前に蓋をしてありましたが、まだ下りられる階段があるそうです。
でもまだ下りたことがないらしく何があるかわからないそうです。
何があるんでしょうね!今後調査して下りられるようになるかもしれませんね!


小さいながらもとても興味深い教会でした。
場所も観光で通るスパッカナポリから曲がったところにあり、その道を入っていくとプレセーペで有名なサン・グレゴリオ・アル・メーノ通りに出ます。
昔のナポリの風習に触れてみてください。


CHIESA DI SANTA LUCIELLA AI LIBRAI(サンタ・ルチエッラ・アイ・リブライ)

金曜、土曜、日曜 10時半から17時半
ガイドツアーのみ 4ユーロ
VICO SANTA LUCIELLA,5


スパッカナポリ(via san Biagio dei Librai サン・ビアージョ・デイ・リブライ通り)をドゥオーモ方面に歩き右側にでてくるVico Santa Luciella(サンタ・ルチエッラ通り)を入ってすぐです。
曲がる前に看板も出てるので分かります。
Museo di tortura(拷問を紹介している博物館)の斜め前です。


2019年10月 4日

みなさん、こんにちは!

イタリアに限らず海外に行く時、日本とはシステムが違うので戸惑うことも多いですよね。
交通機関の乗り方、切符の買い方、お店でのマナー、スーパーでの買い方、などなど。。。
レストランもそうですよね。


先日、イタリアのローマのレストランで二人組の日本人観光客に対して法外な請求をしてニュースになりました。
場所はサンタンジェロ城の近くにあるレストラン、ANTICO CAFFE’ DI MARTEです。

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夜のサンタンジェロ城


スパゲッティ二皿、お水を注文をして430ユーロ(正確には429,80ユーロ)を請求されたそうです!
その後地元警察に行き、Facebookにも出たそうでそれで明るみになりイタリアの新聞でも多く取り上げられたようです。
お店側の弁護士は正当な金額だと主張していますが、430ユーロ中80ユーロはチップ代とレシートに記載されていました。
でもこのお店金額を多めに請求すると、前からネットに多く書き込まれていたそうです。
悲しいことに、罰金と少しの間閉まっていたそうですがまた開いているようです。。


ローマは観光客が多いからでしょうが、こういう事件が多いです。
例えば、これも日本人客でしたよね、ナボーナ広場で700ユーロ近く請求したレストラン、
バチカンの近くのお店ではハンバーガー二つ、コーヒー二杯で81ユーロ、こちらもバチカン近くのお店で鳥の手羽先とフレンチフライで204ユーロなどなど、多分世に出てきていないだけで他にも色々あると思います。


どうしたら防げるの?と不安になると思いますが、
まずメニューで値段を確認した方がいいと思います。
メニューに書いてないけど、今日はこんなのがあるよ。と勧められた時は「いくらですか?」と聞いた方がいいかもしれません。
お勧めなんで食べたい気もするんですが、不安な場合はメニューにあるものしか頼まない方がいいかもしれませんね。
メニューがなくて、ウェイターさんが今日のメニューを言う所もあるんですが、その場合は確認しようがないですが。。
あと、お魚料理は値段がわからない場合が多いんです。
例えばセコンド(メインメニュー)でお魚のグリルなどの場合、100グラム〇ユーロと書いてある事が多いのでお魚によって重さが違うのでなかなか金額が読みづらいんです。


ここでちょっとレシートの見方をお教えしたいと思います。
イタリア人とでも大勢で行ったりするとちゃんとレシートを確認しないと頼んでないものが入っていたり、一皿多くなってたりするので、レシートが来たら確認してくださいね。
COPERTO 
は席料です。テーブルクロスの洗濯代や最初に出てくるパン代などに当たります。

BEVANDE 
と書いてあったらそれは飲み物の事です。ACQUA(お水)、COLA(コーラ)など細かく書いてある所がBEVANDEだけ書いてある所などまちまちです。

ANTIPASTO、PRIMO、SECONDO、DOLCE
前菜、パスタ料理、メイン、デザートです。ちゃんとメニューの名前を書いてあることもあればPRIMO×〇(頼んだ数)、PASTO、ARTICOLOなどまとめて書いてある場合もあります。

SERVIZIO
サービス料です。


今回のレストランはレシートにMANCIA(チップ)と書いてありましたが、チップは強制ではありません。
しかも80ユーロのチップなんて多すぎます!
ローマのクローチェ通りのレストランも日本人などの観光客には、会計時にウェイターが計算機を持ってきて10%のチップだからこれだけちょうだい。と請求する人を見かけました。
が、イタリアの場合、特に10%あげなくてはいけないとかはありません。
星付きレストランなどの場合は多めに払った方がいいと思いますが、通常のトラットリアやレストランなどは食べた金額にもよりますが、3ユーロくらいで良いと思います。サービスが良かったと思ったら5ユーロ、大勢で行った場合は10ユーロくらいあげても良いと思います。
例えばバールでコーヒーを頼んで立ち飲みをする場合は、レシートと一緒に10セントくらい置いて注文したらちょっとスマートかなぁと思います。
バールで座って飲んだ場合はもう少し置いた方が良いと思います。


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これを聞くとどこで食べたらいいの!と思うかもしれませんが、ちゃんと美味しくて真っ当なレストランもたくさんあるので安心してください!
その場で言えない場合でも、カードで払って警察にその後行っても良いと思います。
ローマに限らずヴェネツィアなどでも聞きますし、レストランだけじゃなくてお店やタクシーなども観光客に対して高めに請求することもあります。
私もこの前タクシーに乗って15ユーロとメーターに出てるのに「トゥウェンティーファイブ!」と英語ですごい明るく言われたので「15だよね?」とイタリア語で返事したらナポリに住んでる人とわかったらしく「そうそう、間違えたー」なんて笑ってごまかされました。
生ハムも100グラム、と言っても気を付けて見てないと「ちょっと多くなっちゃったー」と言って150グラムくらい入れられる場合もあるし、ナポリ人茶目っ気はありますが疲れますね。。
心配になることばかり書きましたが、良い人もたくさんいます!
日本の時よりかは少し気を付けて、楽しい旅行をしてください。


2019年10月 2日
2019年9月28日
2019年9月24日
2019年9月19日
2019年9月17日
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  • 特派員プロフィール
  • ナポリ3特派員

    ナポリ3特派員
    Nakky
    日本で音楽大学を出、2006年から長年の夢だったイタリア留学を始め、フィレンツェ、ローマと南下していき、ナポリ人と出会い2014年からナポリに住んでいます。 イタリアで中学、高校で勉強し今は大学で音楽ではなく歴史を勉強しつつ、日本語を教えたりフリーで通訳、アテンド等をしています。
    ガイドブックには載っていないような隠れた観光名所、おいしいレストラン、ナポリの面白い文化、ナポリの他にもカンパーニャ州の情報をお届けしたいと思っています。 DISQUS ID @disqus_ucwGpLTlbd

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