変わり種パネットーネ

公開日 : 2020年12月22日
最終更新 :
筆者 : Nakky

皆さん、こんにちは!

もうすぐクリスマスですね。

ナポリにもクリスマスに食べるドルチェがありますが、イタリアで食べるクリスマスのドルチェはパンドーロとパネットーネです。

パンドーロはヴェローナ発祥のドルチェで卵とバターの黄金の色をしていることからPAN DORO(金)という名前になったそうです。

縦長で星の形をしたドルチェです。

ついている粉砂糖をふりかけて食べます。

パンドーロはミラノのドルチェでトニーのパンがPANETTONEになったそうです。

こちらは伝統的には中にレーズンと柑橘系のピールが入っていて、低くて丸型です。

いまはピスタチオ、チョコレート、ヌテッラ、マロングラッセ、シードルなど、いろいろなピール、何も入ってないシンプルなものなどなどが出てきています!

パネットーネ派とパンドーロ派に分かれますが、私はパンドーロはちょっと甘いのでパネットーネが好きです。

今回はいくつかのパネットーネを紹介したいと思います。

まずはドルチェ&ガッバーナが出したパネットーネ。

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缶がとてもかわいいので全種類買いたくなります!

味もおいしくてシチリア産の柑橘系のピール、チョコレートと栗などがあります。

シチリアの有名なパスティッチェリーアのFIASCONARO(フィアスコナーロ)が出しています。

次はイタリアのアペリティーボに欠かせない、オレンジ色のカクテル、アペロル スプリッツ。

これがパネットーネになりました!

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ロマーニャのフォルリのパスティッチェリーア、FLAMIGNI(フラミーニ)のパネットーネです。

フラミーニはチョコレートと洋ナシのピールやマロングラッセなどいろいろなパネットーネを出していて、私のお気に入りです。

そして忘れてはいけない、カンパーニア州のパネットーネ。

アマルフィ海岸にあるパスティッチェリーア、SAL DE RISO(サル・デ・リーゾ)。

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こちらはアルティスティ・デル・パネットーネで勝利したパスティッチェリーアです。

アマルフィ海岸ならではのリモンチェッロのパネットーネもあります。

ポンペイのパスティッチェリーア、DE VIVO(デ・ヴィーヴォ)。

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今年2020年のクリスマスは24日、25日、26日、27日と、イタリア全土レッドゾーンになります。

なので県を越えることができなく、家にふたりまで呼ぶことができます。

イタリアのクリスマスは家族、親戚と集まってお祝いするのですが、今年のクリスマスはちょっと寂しいクリスマスになりそうです......

こんなときは甘いドルチェを食べて気分よく過ごしたいですね!

筆者

イタリア特派員

Nakky

2006年からイタリア在住。色んなナポリを紹介したいと思っています。

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