海外旅行・観光情報の「地球の歩き方」TOP > 特派員ブログ > 日本  > 日本国内/奈良特派員ブログ

日本国内/奈良特派員ブログ 大向 雅

日本国内・奈良特派員が現地から日本地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


IMG_7995 (2).JPG


今回は奈良県宇陀市室生(むろう)にあります龍穴(りゅうけつ)神社を紹介いたします。ご覧いただくだけで、おわかりいただけると思いますが、鳥居をくぐる前から凄い気が感じられる神社で、奈良県の中でも屈指のパワースポットだといえます。

IMG_7990 (2).JPG


まるで行く手を阻むような巨木に挟まれた鳥居をくぐっても、この通り巨木がまるで仁王像のように立ちはだかります(汗)

IMG_7987 (2).JPG

御祭神は高龗(たかおかみ)の神という水を司る神様ですが、拝殿には「善女竜王」と書かれています。有名な所では、京都の神泉苑の御祭神で、かつて平安時代に東寺の空海と西寺の守敏(しゅびん)が、雨乞い勝負をされた時に現れた神様です。古来からの呼び名が時勢に合わせて仏教的に変化したけれど、今再び高龗に戻っておられるのでしょう。どちらにしても祈雨の神様ということですが、このあたりをきっちりとして下さっているのは喜ばしい事です。


IMG_7992 (2).JPG

こちらの神社には社名の通り、リアルに龍の穴が存在します。といっても境内の中には無く、奥ノ院にあります。境内にはこのような親切な案内板がありますので安心。車でも行けますが歩かれるのがベターだと思います。と言いますのも、やや狭路で初心者にはお勧めできないことと、やはりゆっくりと歩いて、その空気をヒシヒシと感じていただいた方が断然気持ちが良いからです。


IMG_8017 (2).JPG

案内に従って、舗装された道を室生寺と反対方向へ進むと、途中に吉祥龍穴と書かれた看板があります。そこから道なりに山へ上がって行きます。

IMG_8013 (2).JPG

先にも書きましたが、車での通行も許可はされておりますが、崖側からもポロポロ石が落ちてきますし、路肩も怪しいので歩かれるのが一番です。どうしても車でないと仰る方は、十分にご注意をお願いします。

IMG_8014 (2).JPG

途中には天岩戸と称される場所があり、割れた大きな磐に注連縄で結界がされています。突然このような場所に天岩戸というのもちょっと不思議ですが...それは置いておくとして。

IMG_8001 (2).JPG


更に進まみま左手に龍穴参道入口があり、狭い階段の道を降りていきますと徐々に激しい水の音が聞こえてきます。


IMG_8006 (2).JPG

一番下には奥宮の拝所が設置されていて、対岸の岩に大きく開いた穴に注連縄が張られています。この穴こそが龍の棲み家といわれるもっとも神聖な場所なのです。


今でこそお隣の室生寺の方が圧倒的に有名ですが、この龍穴を中心とした、非常に強い力がみなぎる山一帯こそが本来のパワーの源であることを、ぜひ体感しに来ていただきたいと思います。


観光福祉タクシーMIYABIWELCAB

にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 奈良県情報へ
にほんブログ村


2019年4月18日

IMG_8125 (2).JPG


奈良時代に役行者(えんのぎょうじゃ)が感得した蔵王権現を、桜の木を彫って金峯山寺(きんぷせんじ)の御本尊にしたことから、修行者や信者によって植えられた桜の木。シロヤマザクラを中心に約200種3万本の桜が所狭しと立ち並ぶ姿は圧巻です。

DSC05015 (2).JPG


シロヤマザクラはこのように花と同時に葉が出てくるので、花びら自体は白いのですが花の中心と葉が赤っぽく、遠めにはピンク色に見えるのが特徴です。ソメイヨシノや枝垂れ桜も美しいですが、いかにも控えめで日本らしい感じがいたします。


S__7782509 (2).jpg
吉野の桜は下千本、中千本、上千本、奥千本と呼ばれる4つのエリアに分かれており、だいたい4月初旬から末にかけて、下→中→上→奥というように、山の裾の方から山上へと順々に開花していきますので、見頃が長く楽しめます。


DSC04686 (3).JPG


そうは言っても、その期間は日本のみならず海外からのツアー客でそうとうな混雑をしますので、土日は避けて平日におこしください。桜の期間、マイカーの駐車場は如意輪寺側の道沿いになりますが、午前中で満車になりますので、できるだけ近鉄電車を使ってお越しください。

DSC00912 (5).JPG


吉野山は単なる桜の名所というわけではなく、古代から数多くの歴史的な場面に登場し、南北朝時代には後醍醐(ごだいご)天皇により南朝が置かれたほどの霊山でもありますので、桜だけでなく山全体のパワーを感じられたら日本一の桜の名所だといわれる意味が分かっていただけると思います。


観光福祉タクシーMIYABIWELCAB

にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 奈良県情報へ
にほんブログ村


2019年4月11日

IMG_7573 (2).JPG

今回は奈良県桜井市にあります相撲神社を解説いたします。

DSC04129 (2).JPG


桜井から天理まで続いている「山の辺の道」の途中にある穴師(あなし)と呼ばれる場所にあり、古代の奈良を見渡せるとても気持ちの良いロケーション。


IMG_7577 (2).JPG

日本書紀によりますと今から2000年ほど遡る、第十一代・垂仁(すいにん)天皇の御世、大和国の當麻邑(たいまむら)に當麻蹴速(たいまのけはや)という人物がおり、手で角をへし折るほどの怪力の持ち主で、常日頃から「この世で自分と互角に力比べができる者がいれば、その人物と対戦したいものだ」と豪語していました。

その話を耳にした垂仁天皇はその話をお聞きになり、「どこかに當麻蹴速と互角に戦える者はいないのか?」と尋ねたところ、家来の一人が「出雲国の野見宿禰(のみのすくね)も相当な力自慢だそうです。この人物を呼び寄せ蹴速と戦わせてはいかがでしょうか?」と進言しました。

大いに賛成された天皇の命により二人が招集され、垂仁天皇7年の7月7日まさにこの地で野見宿禰と當麻蹴速の角力の対戦が行われました。この二人の力比べこそが相撲の発祥とされ、また日本初の天覧相撲であったと伝えられています。

IMG_7573 (2).JPG


国技である相撲の原点といわれるほどの神社ですから、国技館とまではいきませんが、それなりに立派な社殿が建っているのではないかと想像してしまいますが、ここには小さな祠がポツンとあるだけで、他に建物は何も有りません。

IMG_7576 (3).JPG

この石碑が置かれた場所で、壮絶な戦いが行われたことを感じることしかできませんが、昭和37年には大鵬(たいほう)と柏戸(かしわど)というに横綱をはじめとする五大関以下、全幕内力士が参列した顕彰大祭がおこなわれて、こちらの境内で土俵入りも行われています。


IMG_7574 (2).JPG

近い将来野見宿禰のように強い横綱が、日本から現れる日がくることを祈願して参りました。

観光福祉タクシーMIYABIWELCAB


にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 奈良県情報へ
にほんブログ村


2019年4月 4日
2019年3月28日
2019年3月21日
2019年3月14日
2019年3月 7日
⇒すべての記事を見る

近畿旅行 旅スケジュール

旅行者の作る、新着!旅スケジュールをご紹介します。 ■奈良県の旅行記・口コミ「旅スケ」へ

日本国内特派員ブログ一覧

しまなみ海道・広島ニセコ・北海道三重与論島五島列島京都別府和歌山埼玉大阪奈良宮古島富山小笠原山形広島徳島房総・千葉新宿札幌東京東京2東京3栃木横浜・神奈川沖縄沖縄2湘南滋賀神戸神戸・兵庫福井福岡福島種子島能登茨城軽井沢・長野金沢釧路長崎長野青森香川鶴見大島・大分鹿児島

日本国内にもどる

  • 特派員プロフィール
  • 奈良特派員

    奈良特派員
    大向 雅
    京都奈良観光散策 雅流塾の代表 観光ハイヤーの経験と知識をもとに2014年に独自の観光ガイドシステムを立ち上げフリーランスの観光コンシェルジュ“たっしー&たー坊”として活動中 古都奈良にある神社・仏閣や名所旧跡を通して 古代より現在まで先人たちから受け継ぎ育んできた歴史と文化を分かりやすく伝えていきたいと思います。 DISQUS ID @disqus_YaoRmxkTzr

  • リーダーに登録

地球の歩き方Web特派員募集