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アメリカ/ニューオリンズ特派員ブログ 旧特派員 石川 麻里子

アメリカ・ニューオリンズ特派員が現地から北米地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2010年3月25日

マルディグラ・ワールド


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マルディグラ・ワールド

みなさん、はじめまして!

ニューオリンズ特派員となりました石川麻里子と申します。


ニューオリンズといえばハリケーンカトリーナの被害が記憶に新しいですが、
街の復興はどんどん進んでおり、イベントも多く、観光として訪れるのにとっても楽しい街です。
もっともっといろんな人にこの街に興味を持っていただけるように、この街の魅力をどんどん発信していきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。


さて、ニューオリンズから連想されるもの、といえば、
ジャズ、またはジャンバラヤ、もしくはブードゥー教?!
ですが、私がニューオリンズに越してくることになって、まず頭に浮かんだのは『マルディグラ』でした。


そしてそのとても楽しみにしていたマルディグラ、ちょうど一ヶ月前に終わったところです。


今年はニューオリンズを拠点とするアメフトチーム、Saintsがスーパーボウルを制したこともあり、大変な盛り上がりを見せました。


マルディグラとは、元はキリスト教の四旬節に関係した行事で、『太った火曜日』という意味です。


『灰の水曜日』から始まるレントの期間は断食や禁欲の期間とされていますが、
その断食/禁欲期間が始まる前に、豪勢な食事をする習慣があったそうですが、それが時代を経て、禁欲期間の前に思いっきりどんちゃん騒ぎしようぜ!!というお祭りに変わって行ったそうです。


ニューオリンズだけでなく、この時期は世界各地でカーニバルや仮面舞踏会が行われます。

マルディグラは『太った火曜日』の意味の通り、復活祭(イースター)の46日前にあたる
『灰の水曜日』の前日の火曜日なのですが、イースターが年によって一定ではないので、
マルディグラの日にちも毎年変わります。


今年は2月16日だったのですが、来年は3月8日とだいぶ遅いマルディグラになるようです。
マルディグラ当日だけが大騒ぎなのではなくて、クリスマスから数えて12日目にあたる日からお祭り騒ぎが始まり、マルディグラ当日にピークを迎えます。


今年は一月の下旬から週末にパレードが行われ始めました。
大きなパレードはマルディグラの前5日間に行われます。今年は市内、郊外あわせて52ものパレードが行われたそうです!


こういったパレードはすべて『クルー(krewe)』と呼ばれる街の団体が自費で行っています。
クルーのメンバーは会費を払い、その会費がパレードの予算になります。スーパークルーと呼ばれる大きなパレードになると、1年で1000ドルの会費がかかるクルーもあるそうです!


スポンサー広告などをパレードに付けることは禁止されているのだそうですが、
ハリケーンカトリーナの直後のマルディグラでは、市民への金銭的負担が多く、
マルディグラパレードが実現不可能になるクルーが多かったため、特別に地元企業にスポンサーになることが許可されたそうです。


なので、スーパークルーのメンバーになることはステータスでもあり、ある程度の資産家でなければクルーにはなれません。
もちろん、小さなクルーならば会費はもっと少なくすみます。


このスーパークルーと呼ばれる大規模なクルーが行うパレードはそれはそれは豪勢で、30台以上の山車が列ね、その間に地元の中高生のマーチングバンドが演奏し、街中を4時間くらいかけて練り歩くのです。


これからニューオリンズに遊びにこられる方は、残念ながら2011年3月まで待たないとパレードの体験はできませんが、この豪勢な山車を見学できて、マルディグラについていつでも学ぶことが出来るスポットがあります!


それが Mardi Gras World です。


マルディグラパレードの主立った山車のほとんどの制作と装飾を手がけている、Blaine Kernという地元の起業家の山車の制作現場や倉庫を見学出来るような施設なのです。
Mardi Gras World :http://www.mardigrasworld.com/

去年まで、ニューオリンズからミシシッピ川を渡った反対側にあったのですが、
(工場自体はまだあるそうです)新しいロケーションにうつり、よりアクセスしやすくなりました。
川の反対側にあったときも、無料のフェリーでミシシッピ川を渡って行くのが人気の一部だったそうですが、今は街の中心地、フレンチクオーターの主要ホテルから無料シャトルでだいたい10分程度で行く事ができます。


クリスマス、感謝祭、イースター、そしてマルディグラ当日をのぞき、毎日9時半から4時半まで営業していて、30分ごとにツアーが行われます。


ウェブサイトも新しく、きちんといろいろなインフォメーションが載っていないのが残念!
(分かりにくい!という進言をしましたので今後改善される可能性はあります。)
シャトルバスに関するインフォメーションも2010年3月現在載っていませんが、ホテルのコンシェルジュデスクで問い合わせるとすぐにシャトルを呼んでくれます。


ツアー料金も載っていない有様ですが、大人一人$18(4歳から10歳までの子供は$11、64歳以上の方は$14)で、ビーズのネックレスと無料の飲み物、そしてキングケーキというマルディグラの時に食べる伝統のお菓子が一切れ付いてきます。


あまり商売っけがないのか、シャトルバスで到着すると、だだっぴろい工場のようなビルの小さな扉の前におろされます。

妙に陽気な人形の間のドアをあけて入ると、うすくらい倉庫になっていて、いきなり沢山の山車が目に入ります。


『こちらへどうぞ!』的な案内板も何もなく、案内人も居ないので、ちょっと戸惑いながら奥に見えた部屋のほうへ行くと、やっと窓口のようなものがあり、そこでツアーのチケットを購入します。

入り口に営業っ気があまりにも感じられなかったのでツアーにも期待していなかったのですが、これが意外に面白かったです。


ガイドさんの案内でマルディグラの歴史、会社の歴史の説明を受けながら、
実際に山車を制作している現場を見学させてもらい、とっても広い車庫にたくさん収納されている、スーパークルーの代表的な山車を紹介してくれます。


その後、5分程度の映画を観ることができて、マルディグラの期間に食されるキング・ケーキという菓子パンのような物も一口いただけます。


おまけに、マルディグラの山車に乗るクルーが着る衣装や巨大仮面などを試着して写真撮影する時間ももらえます。
私のプロフィールの写真はここで撮ったものです!


ツアー自体は英語で行われるので、英語力のない方には分かりづらいかもしれませんが、マルディグラの時期にニューオリンズに来れなくても、マルディグラの雰囲気をちょっとだけ味わうことができますし、大きな大きな山車を間近で観るだけでも価値があります。


ツアー終了後は自由に車庫の中を見学しても良いので、大きな山車と一緒に記念撮影なども自由にできます。


もちろん、帰る際もチケット売り場でシャトルに乗りたいむねを伝えると、フレンチクオーターの主要ホテルまで送って行ってもらえます。無料ですが、ドライバーに$1程度のチップを渡すと良いと思います。

マルディグラの期間を逃してしまっても、マルディグラの雰囲気をちょびっと体験できるMardi gras world、オススメです!


information(2010年3月14日現在)
Mardi Gras World
1380 Port of New Orleans place
New Orleans, LA 70130
504-362-8211
URL :http://www.mardigrasworld.com/
予約不要
毎日9:30〜16:30 (クリスマス、感謝祭、イースター、そしてマルディグラ当日は休業)
大人$18、小人$11、シニア(64歳以上)$14 
主要ホテルからの無料送迎シャトルあり(コンシェルジュに相談、または直接電話で予約)

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カテゴリー 見所・観光・定番スポット
2010年3月25日
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