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アメリカ/ニューヨーク特派員ブログ 青木 多佳子

アメリカ・ニューヨーク特派員が現地から北米地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2005年8月 1日

マンハッタンのホテルにはこんなのもあり?!


マンハッタンのホテルにはこんなのもあり?!

今回はマンハッタンならではの個性的なホテルをアトランダムにピックアップしてみた。


1)イタリアンがめざすジャパニーズ朝食―ジョリーマディソンタワーホテル


数ヶ月前、ジョリーマディソンタワーホテルから「日本人ゲスト向け朝食サービスを始めようと思うので試食に来てほしい」と誘われた。ジョリーマディソンは38丁目とマディソンアベニューに位置するイタリア系のブティックホテル。どちらかと言えばヨーロッパからのゲストが多いのが特徴だ。そのホテルが日本からも集客したいということで始める朝食。いったいどんなものが出てくるのだろうか?


興味半分、朝ごはん1回タダということもあり、私たち旅行業界関係者5人は、ある出勤前の朝、いそいそとホテルに向かった。2階の朝食会場はすでにかなりの宿泊客であふれかえっている。みなヨーロッパからと思われる白人ばかり。隅の円卓に通され、待つこと15分。その間アメリカンブレックファーストのビュッフェコーナーからバタークロワッサンの香ばしい匂いやコーヒーの香りが漂ってくる。「あっちでもいいよね」という思いは同じだがみな無言。そうだ、今日は日本式朝食試食会なのだ。にぎやかに朝食をとっている白人客の片隅で、じっと朝食を待っている私たちはさそがし奇妙なグループだったに違いない。まもなくボーイが現れ、コーヒーカップに湯がそそがれていく。えっこれは何?日本茶のティーパック?これをカップ&ソーサーで出してくるというのはさすがヨーロピアン。断っておくがティーパックでも一応アルミ包装の高級煎茶を使っている。


そして出てきたのがなんと朝からお重箱立ての和食。次々運ばれてくるお重に周りの白人客の目が集中する。なんだかちょっと照れくさい。それはそうと肝心の試食の感想だが味は悪くない。だけど朝からこんなにしっかり和食を食べるというのも正直な話日本人にはないことかも。まあ、旅行中で歩き回るわけだから朝から精力をつけるということならこんなのもありかな、という感じだった。試食中、おなじみのホテル営業担当のイケメンX氏がやってきて席に着いた。「どうだい、味は?僕もお茶をもらおう。あ、それはだめだな。僕はカプチーノにして」とボーイにオーダーする。やっぱりイタリアン。


このホテルはそんなに大型のホテルでもなく満室になることもしばしば。にもかかわらずアジアから、とりわけ日本からも集客しようという意気込みには評価をつけたい。
夏の間は$165くらいから泊まれるが、秋になると$250くらいにアップ。朝食付きかどうかはホテルに確認のこと。また日本食希望の場合は前もっての予約が必要。なお、カジュアルなバーもあるので泊まらなくても足を運んでみたい。

Jolly Hotel Madison Towers
Madison Avenue at 38th Street
TEL: 212-802-0600
http://www.jollymadison.com/


2)ホテルサーティサーティーの前身とは?


30丁目の30イーストにあることからこの名のついたホテル。実はここがマーサ・ワシントンホテルと呼ばれていた8年前に2ヶ月ほど泊まったことがある。その当時は女性専用ホテルで料金も1週間で200ドル程度と割安だったが、なぜか清潔とはいえない身なりのおばあさんがたくさん出入りして不思議に思ったものだ。あるときエレベーターに匂いのきついおばあさんが乗り込んできて、私以外の全員がおりてしまった。NY在住歴の長い友人の話によると、マーサ・ワシントンという婦人が戦後の未亡人を救済するために建てたホテルとのことだ。部屋のつくりも、狭いけれど天井が高くって古めかしい分ノスタルジックな気分になったのを覚えている。私にとってはなつかしいホテル。その後数年前に大改築されこのサーティーサーティーに生まれ変わった。料金は1泊110くらい~と値段はあがってしまったが、それでもマンハッタンのホテルでは割安なほうだ。サイトで見る限り、作りは狭くてもNYならではのスタイリッシュな部屋に仕上がっている。もちろん今では男性も宿泊可能。それにしてもあのおばあさんたちはどこに引っ越していったのだろう。

Hotel Thirty-Thirty
30E 30 St.,
TEL: 212- 689-1900.
http://www.thirtythirty-nyc.com/


3)英語に心配ならキタノニューヨーク


マンハッタンで英語が不安な人でも安心して泊まれる日系ホテル。セールスから、フロント、ゲストリレーション、朝から夜遅くまで日本人スタッフが常駐している。値段は高め(夏季でも$230くらい~)だが、ベッドの数、禁煙、喫煙のリクエストなどの交渉にも融通がきくし、日本人ならではのサービスが期待できる。場所は38丁目とパークアヴェニューの角。閑静な場所にありながら、グランドセントラル駅にも徒歩5分と便利なロケーション。ちなみに階下のレストラン白梅には時々松井秀選手も現れるらしい。

The Kitano New York
66 Park Avenue
TEL: 212-885-7000
http://www.kitano.com/default.htm


4)ライブラリーという名のホテル、その意味は?


このホテルを日本語に直すと書斎ホテル。詳しくはわからないが、ホテル通を名乗る人の話だと、部屋はテーマによって本のコレクションがわかれているとか。文学、哲学、宗教、科学の書物など。中にはエロスの間と呼ばれる部屋もあり、その関連本がぎっしりつまっているといううわさだ。一度ぜひ見学してみたいと思っているがまだ実現にはこぎつけていない。

Library Hotel:299 Madison Avenue at 41street New York,
TEL:212-983 4500
http://www.libraryhotel.com/index.shtml


5)アルゴンキンホテルの人気者マチルダ


ニューヨーク通なら誰もが知る老舗のホテルアルゴンキン。タイムズスクエアの近くに位置し、名だたる作家や編集者が好んで宿泊、打ち合わせに使うことで有名。しかしなんといてもホテルの売りは名物猫マチルダ。ホテル内で飼われているマチルダは宿泊客の人気者で、ある日本人ビジネスマンの利用者も「餌を持って泊まりにいくんです」というほどの愛らしさ。ホテルのHPに彼女の写真とE-Mailアドレス(!)が掲載されている。(猫好きの方はなんという種類の猫か教えてください。)ホテルも猫を掲載していかにホテルが(宿泊客に)フレンドリーかをアピールしているようだが、たしかにレビューの評価は悪くない。夏など安い時期は$200以下の料金が出るときもあるが通常は$200-300台。

The Algonquin Hotel---59 West 44th Street
TEL:212-840-6800
http://www.thealgonquin.net/index.asp


この他にも紹介したいマンハッタンならではの個性的なホテルがかなりあるがまた次の機会にしたい。


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ジョリーホテルでの試食会にて
朝からお重の朝食なんか食べて満腹感ひとしお。仕事せずにもう帰って寝てしまいたい?!

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カテゴリー 旅行・ツアー・ホテル 見所・観光・定番スポット
2005年8月 1日
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      ニューヨーク特派員
      青木 多佳子
      大好きなヨーロッパに住むはずが、うっかり(!)オハイオの大学院へ入学。気がつけば17年もの米国暮らし。現在はトラベルコーディネーター兼ライターとしてNYを徘徊中。根っからの旅人間で、訪問した国は45ヵ国。米国も西のシアトルから北のバーハーバー、南はキーウエストと、森林、砂漠、海辺、渓谷、ひなびた街を歩きまわる。マリンスポーツをかねてカリブ海の島々にも出没中。旅の基本スタイルは自由気ままな「おひとり様」+α(?)。ご連絡はこちらまで。 DISQUS ID @takakoaoki

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