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アメリカ/ニューヨーク特派員ブログ 青木 多佳子

アメリカ・ニューヨーク特派員が現地から北米地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2005年10月 1日

名門コロンビア大学にて ~勉学に勤しんだ日々を回顧する


名門コロンビア大学にて ~勉学に勤しんだ日々を回顧する

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雲一つなくどこまでも澄み渡った青い空。暑くもなく寒くもない、一年中で最も過ごしやすい季節がやってきた。こんな天気のよい日はなんとなくセントラルパークをゆっくり歩いてみたい気分になる。アップタウン方面行きの地下鉄にのった。が、ふと、途中下車をやめ、さらに北上。パークの代りに、西116丁目のモーニングサイド・ハイツにあるコロンビア大学のキャンパスを散歩することにした。

ご存知のようにマンハッタンは狭い上、建物が密集している。そのためコミュニティーカレッジ(日本で言う短期大学)や大学(たとえばハンターカレッジやニューヨーク大学)にはおおよそキャンパスというものがない。道路をはさんで建物が点在しているので、どれが大学なのかもよくわからなくなっている。しかし、アップタウンよりさらに北に位置するコロンビア大学は、小さいながらもキャンパスがあり、その周辺は学生の街といった雰囲気を漂わせている。

最近はどこでもセキュリティーチェックが厳しいニューヨークだが、このキャンパス内はフリーパス。NJトランジットバスやなぜかキッズ用の黄色いスクールバスまで中を走っている。キャンパスの中央に立つと目に付くのがローマの神殿造りのようなドーム型の建物と石柱(Low Memorial Library)。正面の階段には若者が本を読んだり、昼食用のサンドイッチをほおばったり、思い思いにくつろいでいる。この石段をあがった左手横の部屋がビジターセンターで、大学の資料が手に入る。土曜日とあって、あちこちではキャンパスツアーに参加している一団が、ボランティアと思しき学生ガイドの話に熱心に耳を傾けている。コロンビア大学のサイトをチェックすると、セッション(説明会)とそれに続くキャンパスツアーはどちらかというと、Prospective Student、つまり将来大学に入学したい若者向けに用意されたもの、という印象を受けた。しかし実際の参加者は、若者より年配の方の方が多いように見受けられる。もちろん、米国は年齢にこだわらない国。子育てを終えてから、大学院に入りなおし、教壇に立っておられる女性もいる。中にはそんな志の人もいるのかもしれないが、大方の年配者はもしかしたら、キャンパスを歩くことによって若かりし頃の勉学に勤しんだ日々を懐かしく思い起こしているのかもしれない。(余談だが、日本でも「大人のドリル」というものがはやっているらしい!)

世界のいろいろな大学を見てきたが、どこへ行ってもキャンパスとその校舎は一様にアカデミックな空気を感じさせてくれる。教授が手にしていたシラバス(その科目の学期中のスケジュール表)。扉の向こうの大小様々な教室に講義講堂。プレゼン用のOHPのスライド。夜遅くまで明々とした光が灯る図書館の窓。そんな光景が、母校じゃなくてもコロンビア大学のキャンパスを歩いているだけでよみがえってくるようだ。寒い季節のニューヨーク観光でなければ、キャンパス散策もお勧めのひとつ。これを機に、また何かにチャレンジしようという意欲がわいてくるかも。

なお、116-114丁目間とブロードウェイ通りには、大学専用の書店がある(Alfred Lerner Hallのコーナー)。中には本だけでなく、コロンビア大学の文字やロゴの入ったフード付トレーナー($44くらい)やポロシャツ($17くらい)、ノートブック、かばん、ボールペン、キーホルダー、ぬいぐるみ、ゴルフボール、マグカップなどお土産になりそうなものも販売している。また学生生活のためにアラーム付置き時計や電気スタンド、はてはゴミ箱にトースターといった品揃えまで。キャンパスの散策が終わったら立ち寄ってみたい場所のひとつである。

場所:2960 Broadway, 114丁目と120丁目、アムステルダム通りとブロードウェイ通りに囲まれたエリア (TEL: 212-854-4900)
サイト:www.columbia.edu
地下鉄:赤の1番、9番で116丁目コロンビア大学前下車


コロンビア大学は1754年にキングスカレッジとして創設された。コロンビア大学という名で呼ばれるのは独立戦争以後のこと。そのアカデミックなおかつ荘厳な雰囲気は英国のケンブリッジやオックスフォードにも引けを取らない。この建物の正面を上がった入り口の左手にある部屋がビジターセンター。ツアーの詳細はここで尋ねよう。階下にはトイレがある。

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カテゴリー 見所・観光・定番スポット
2005年10月 1日
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      青木 多佳子
      大好きなヨーロッパに住むはずが、うっかり(!)オハイオの大学院へ入学。気がつけば17年もの米国暮らし。現在はトラベルコーディネーター兼ライターとしてNYを徘徊中。根っからの旅人間で、訪問した国は45ヵ国。米国も西のシアトルから北のバーハーバー、南はキーウエストと、森林、砂漠、海辺、渓谷、ひなびた街を歩きまわる。マリンスポーツをかねてカリブ海の島々にも出没中。旅の基本スタイルは自由気ままな「おひとり様」+α(?)。ご連絡はこちらまで。 DISQUS ID @takakoaoki

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