NYのビッグイベント―「ゲイ・プライド・パレード」今年は6月25日
と、あるシカゴのミシガン湖のビーチ。若い男性のみがくつろいでいる不思議なエリアに唖然としたことがある。(しかも大胆に近づいた私に白い目が集中)サンフランシスコでは、双子のようにおそろいの格好の男性が、みな手をつないで集会に臨んでいる様に目をぱちくりさせていた私も、ここNYにきてもうそんな光景にはなれっこになってしまった。
レインボーカラーのフラッグがはためいているビレッジのストリートがあればそこがゲイのコミュティーであることくらいは知っている。しかし、ゲイの友人がいるわけでもなし、そのテのバーに行くわけでもない私たちにとって、彼らの文化、生活背景、社会的立場などに関しての知識は、せいぜい新聞を読んで知る程度に過ぎない。
そんなわけで、NYで行われる夏の風物詩ゲイパレードは、ゲイを理解するかっこうのイベントと言えるかも知れない。ゲイといっても同性愛者のパレードなわけで正式には「レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー プライドマーチ」と呼ばれる。
去年初めてみたパレード。ゲイフラッグをかかげながら女装や裸に近い男性が途切れることなく行進する様は圧巻。ラテンやアジアなどの民族ごとのレズビアン/ゲイサークル(?)に始まり、教会やエイズ防止を呼びかける団体、果てはお役所であるNY市警―NYPDやNYFDの消防自動車までサイレンを鳴らしながら、列に参加している光景には、さすが自由の国アメリカと感心したものだ。
今年は37回目。正午に52丁目を出発し、5番街をダウンタウン方面に行進、ダウンタウンのビレッジを目指すというもの。見どころピークはマディソンスクエアパークのある23丁目あたりで1−2時くらい。
(写真は去年のパレード風景)
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