アメリカンバレエシアター 〜春季公演はもうすぐフィナーレ

公開日 : 2006年07月03日
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ニューヨークといえば、ミュージカル鑑賞が定番だが、他にも様々な催し物がある。メトロポリタンオペラやカーネギーホールでのクラッシックコンサート。ライブハウスやマディソンスクエアーガーデンでの大物アーチストによるビッグイベント。

今回ご紹介したいのは、世界的にも有名なアメリカンバレエシアターの春季公演。5月22日から7月15日まで、リンカーンセンター内のメトロポリタンハウスで開催される。題目は「シンデレラ」、「ジゼル」、「マノン」など。しかし、バレエと言えばやはりチャイコフスキーの「白鳥の湖(スワンレイク)」に勝るものはない(と勝手に思っている)。知人に薦められ、何十年ぶりかにバレエを観に行くことになったが、思いのほか今までにない感動を味わえた。幻想的、魅惑的な世界を堪能し、繰り広げられる審美的な芸術を思う存分、目に焼きつけられたという満足感。いとも軽やかにこなすオディールの32回転や王子の跳躍力など圧倒されるシーンの連続から、専門家ではない私にも類まれな芸術的テクニックの高さを感じることができた。(ストーリーに添っているとはいえ、身投げしたオデットを追って、ジークフリード王子も「後追い自殺」する「白鳥の湖」を見たのは初めてだった。いつも思うのだが、なぜ王子はロットバルトと戦わない?)

メトロポリタンハウスは一般のミュージカルのシアターより規模は大きくないので、「豆粒」のように見えるということもないが、やはり、$23〜$163の額面のうち、$68ドル以上(オーケストラ席の端など)のチケットを購入することをお勧めする。7月は「シルビア」、「レ・コルサーレ」7月10日〜15日の最後の週は「ロミオとジュリエット」。開演は午後8時。水曜日はマチネの2時開演もある。

会場には、年配カップルや若い女性が一人で来ている姿もかなり見かけられた。

American Ballet Theatre

ABT/Metropolitan Opera

Lincoln Center

New York

www.abt.org

TEL: 212-362-6000

(写真はパンフレットから。「白鳥の湖」のPR。ジリアン・マーフィーとイーサン・スティフェル。こんなシーンはなかったが、身を投げた後の想像の世界だろうか)

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