成田からJFKへ 〜帰路の旅はちょっと疲れた

公開日 : 2007年01月16日
最終更新 :
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1週間をベトナム、2週間を久々の日本で過ごし、ようやくニューヨークに帰ってきた。往きは成田経由、ホーチミンまでの20時間以上の旅。帰りは12時間ほどでフライト時間も短いのにどっと疲れたが出た。

第一の要因は今さらながら成田は遠すぎること。実家が埼玉なのでまず2時間は見ておく必要がある。世界各地を旅して目的地と空港がこれほど遠かったのはやはり日本だけ。

そして荷物検査。その日、洗顔クリームをスーツケースに仕舞うのを忘れうっかりキャリーバッグに詰め込む。最初のセキリティーチェックでは何も言われなかったが、ゲート前では米国行きのフライトにのみ、再び手荷物検査が。洗顔クリームの説明書きをじっと読んだ係員の女の子は「規定の容量を超えているのでお預かりし、到着のターンテーブルでお返しします」と引き換えタッグを作成しているではないか。半分もはいっていないクリームにそんな。棄ててもらってもいいです、とは言えなかった私。その検査以前に、売店で小さいマニキュアが1個100円なので2つ買おうとすると

「搭乗券を見せてください」

私の搭乗券をじっと見た店員は

「申し訳ありませんが液体持込は、米国行きでは無理ですのでお買い求めいただけません」なぜここまでする必要があるのか理解に苦しむがあっさりあきらめる。

そして到着後の入国検査。順番待ちでようやく自分の番になったときに、放送が流れる。「あおきたかこ様、いらっしゃいましたらお近くのANA係員までご連絡ください」たぶん預けた洗顔クリームだろう。「ご連絡」したくても、審査は妙に時間がかかっている。そしてこういうときに限って移民局の別室なぞに呼ばれてしまうのだ。別室で待っている間も放送は続く。「あおきたかこ様――」

(私の名前を連呼しないで。(仕事柄)知っている人が聞いていたら恥ずかしい。洗顔クリームなんて、家においてくればよかった)

結局、コンピュータに以前の記入もれがあったのか、たいしたことも聞かれず別室から解放され、お待ちかねのANA係員にご対面。かくしてうやうやしく持って来てくれたビニール袋入りの洗顔クリームをそそくさとバッグにしまい、家にたどり着いたのは空港到着から3時間後。液体、ジェル、クリーム状の持ち込みはまだまだ注意する必要がありそうだ。 

写真は成田空港の搭乗ゲート。なにやら報道陣がいっぱい。この日のフライトはヤンキース入りの井川選手と一緒だったらしい。もちろん向こうはファーストクラスだろうけど。

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