メーン州へ足を延ばそう(上) 〜 メーン州ってどんなところ?
米国の最北東に位置するメーン州をご存知だろうか? それほど見所がないのでわざわざ日本から行くところでもない。したがってあまり日本のガイドブックに取り上げられることもないが、アメリカ人の間では夏休みに過ごす人気のエリアとして知られている。人口も少なく(90%以上は白人)、海岸線にはリッチな階層が避暑地として過ごすための別荘が立ち並んでいる。またハーバーには彼らの所有するヨットも停泊。山や森林、海洋、河川、湖といった自然の産物に恵まれているため、キャンプや、カヌー、ホエールウォッチング、ハイキング、サイクリング、フィッシングなどのアウトドアスポーツも盛んである。アウトドアグッズのLLビーンがここに本拠地を構えているのも広く知られているところである。
さて、ニューヨークから、メーン州のポートランドまではフライトで1時間半。JFK,ニューアーク、ラガーディアからUSエアウェイズ、デルタ、コンチネンタル、ジェットブルーが直行便を出している。夜のフライトはかなり遅延することが多いのでフライトを選ぶには朝便がベター。早くに購入すれば往復で200ドルくらい。またニューヨークからレンタカーでも行ける距離である。ボストンを通り抜けポートランドまで5−6時間くらい。ちょっとしたドライブが楽しめる。アムトラックという鉄道でも行けないこともないがボストンで乗り換える必要があり時間がかかって不便かもしれない。
ダウンタウンだけの訪問だったら1泊2日で十分だろう。観光バスやミニクルーズ、ウインドーショッピングを終え、名物のロブスターを味わったらそこそこメーン州を堪能できる。
しかし、より海岸線の北方や内陸を目指す場合は、ポートランド空港に到着してからレンタカーを借りよう。車の数が圧倒的に少ないので交通渋滞はほとんどない。(下へ続く)
(写真)メーン州はいたるところ、草木にあふれている。人も少ないので雑踏がなく、自然を堪能できる。
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