米国内線に搭乗してみると

公開日 : 2007年12月14日
最終更新 :
DELTA.jpg

例をあげるとまずミールサービス。コスト削減のために、AA、UAなどのエコノミー席では6時間の長距離フライト(東海岸から西海岸の直行便など)であってもミールは出されない。正確には、機内購入となるのだが、お腹がすいていれば、どうみてもおいしいとはいえないサンドイッチを5ドルで買うことになる。したがって、自分の好みの食べ物を持って機内に乗り込むしかない。ちなみにイヤホーンも大半は機内で購入するがこれは1ドル程度。

またシートも狭いし、一通路しかないフライトがほとんどである。両側は3席がけ、もしくは短距離だと2席―2席、あるいは1席―2席となる。狭い上に大柄な乗客が乗り込むと自分の席にまで体を侵入させて窮屈この上ない。

天候、エンジントラブルで遅れることも日常茶飯事である。特に夕方のフライトは要注意である。いろいろなところを経由して、次第に遅れると最後にしわ寄せがどっと来る。遅れが多いのはJFKやラガーディア、もしくはシカゴのオヘアなど大都市の空港に多い。遅れに遅れてフライトがキャンセルになるととたんにカウンターに長蛇の列ができる。ゆえにボードでのキャンセルを確認したら、早めにゲートのカウンターに並び、他の便に振り替えてもらうこと。最終便のキャンセルだと次の日の朝への振り替えとなるが、これがあっという間に埋まってしまうのだ。

こんなときは誰もがいらいらして空港職員に怒りをぶつけるが、乗りなれている出張者は「また、いつものこと」とあきらめの境地の人も多い。(空港職員にあたっても解決にはならない。時間の無駄は極力さけたいものである。)

ストレスより、旅の充実感。アメリカ各地を周遊する場合はこういう事情を踏まえて、無理のないプランをつくるように心がけたいものである。ニューヨークからフィラデルフィア、ボストン、ワシントンDCへ行く場合は飛行機より列車−アムトラックの方が快適かもしれない。

写真はデルタの子会社コムエアーの飛行機。米国内路線の短距離間では、このようにゲートでつなげない小さい飛行機が多い。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。