レストランウィーク初体験 (上)
NYでは様々なイベントが催されるが、シーズンごとに開催されるレストランウィークもその一つ。2008年の冬は1月21日から2月1日までの2週間限定。200を超えるレストランの参加により、ふだんは手の届かない食事が一律昼は24.07ドル、夜は35ドルで楽しめるという企画だ。(チップやTAX、飲み物代は除く)
メグ、ノブ、シャンテレール、リバーカフェといった、アぺタイザーだけで20、30ドル、メインは40−50ドルが、アぺタイザー、メイン、デザートの3コースでこのお値段(PRIFIXと呼ばれる)。もっとも超人気の一流レストランは、ランチのみの提供で夜のスペシャルプログラムはなし。またレストランの混む週末の土日は不可、という制限もある。
今まで一度もこの企画に参加したことのない私だったが、興味半分で予約にトライしてみた。まずは、ウエブサイトで参加しているレストランをチェック(写真のサイト)。
そしてOPENTABLE.COM でオンラインリザベーション。
このサイトには、日にちを入力すると空いているレストランの予約時間が示されとても便利。またレストランでも$マークの数でお高いレストランかどうか分けられているのである程度の目安にもなる。$マークがいっぱいついているレストランでも、予約できる時間が多いのは人気がないということか。
数ある中で、「TERRACE IN THE SKY」というコロンビア大学近くのレストランを選んだ。私の好きなフレンチで7:30PMの空き。時間も悪くない。
オンラインで申し込むと自分のメールに確認書が来る上、連れのメールにも「貴女をご招待」のような素敵なイラストといっしょにメッセージを送ってくれる。なかなか洒落た演出だ。
ところが、ピッキーな連れは、フランス料理はだめだし、場所も遠いと文句をいうではないか。(アッパーウエストというよりほとんどハーレム地区)どうせならアジアンテイストの「チャイナグリル」あたりがいいという。
せっかく予約したのにー。やむなくキャンセルし(キャンセルもクリックするだけでキャンセル確認書がメールで送られてくれる)、連れが提案したモマ美術館前の「チャイナグリル」を予約。ちょっと遅いがディナータイムとしてはもっとも手ごろそうな8:45PMを選ぶ。
考えてみれば「TERRACE IN THE SKY」の自慢は、野外で食しながら楽しめるマンハッタンのゴージャスな夜景。しかし、今は寒いし野外スペースはクローズされている。今回はあきらめよう。ちなみにキャンセルしたとたんに、7:30PMの空き時間がまた出てきた。キャンセルしてすぐに他の人が予約できるようなオンラインのしくみにはまったく感心させられる。
と、いうわけで2月1日のレストランウィーク最終日に「チャイナグリル」に出かけることになった。
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