ユナイテッド航空の国内線、預け入れ荷物の2個目は条件つき

公開日 : 2008年02月10日
最終更新 :

米国内では、燃料費の高騰を補うために、各航空会社が方針を変え始めている。以前もお伝えしたがアメリカンやユナイテッド、ノースウエストなど主要航空会社は、国内線において機内サービスの食事は一切を「購入」としている。そして荷物もいつのまにか預け入れの重量は最大32kgから23kgへ。23kg超える場合は余分に払わなくてはいけないというしくみになった。(※編集部注:2022年12月時点で同条件です)

そしてまた新たな乗客への負担。ユナイテッド航空はとうとう国内線の荷物の預け入れは1個まで無料。2個目からは1個につき25ドルをサービスフィーとして徴収すると言う。これは格安の航空券を購入し、ユナイテッド航空やスターアライアンスのスタンダードメンバーかもしくはメンバーでない乗客を対象としている。返金可の高い航空券購入者やエリートステイタスのメンバーはこの限りではない。開始は2月4日以降のチケット購入者で5月5日以降のフライトの搭乗から。故に、フライトクーポン購入で米国内の都市を周遊する予定のある人は要注意である。荷物は軽めで少なくしたほうがいい。

さて、ユナイテッドのこの方針でほかの航空会社が追従する可能性もある。

テロ以降、米系の国内線は旅行会社の代行手配に対するコミッションをゼロとし、また燃料費のチャージや食事の有料化など、旅行関係者への負担が増大しているが、これが改善される見込みは当分なさそうである。フライトの遅延が問題となっている昨今、航空会社はさらに経費をどのように削減するか、まだまだ思案の途上であるかもしれない。

詳細はユナイテッド航空のサイトで

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。