デトロイト空港散策  -- 日本人にやさしい空港 ? --

公開日 : 2008年04月22日
最終更新 :
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何年か前に、ノースウエスト航空の成田―ニューヨーク間の直行便は廃止となってしまった。故に東京からニューヨークではノースウエスト航空の利用者も少ないだろう。

ノースウエスト航空のハブ(拠点)はミシガン州のデトロイト。デトロイトまでは成田から1日2便、また関西国際空港から1便、名古屋のセントレア空港から1便飛んでいる。デトロイトから乗り継ぎで、どこか、たとえばフロリダのマイアミやオーランド入り、もしくは大阪からデトロイトに入り、そこからニューヨークにはいるというケースでは(大阪―ニューヨークの直行便は今現在なし)はこのノースウエスト航空を利用する方も多いだろう。

(成田でなく)米国内での乗り継ぎは不安もある。しかし、今回見てきたデトロイト空港のノースウエストのメインターミナルは明るく、モダン、しかも単純一列方向にゲートが並んでいるので、迷うこともないだろう。

しかも、日本からの直行便が多いこともあってか表示はどこもかしこも英語と日本語。最近は英語とスペイン語、もしくは中国語というパターンが多い中で英語以外に日本語の表示をメインにしている米国内の空港もめずらしい。まるでハワイのようだ。おまけにターミナルの中には「SORA 空」という日本食のレストランまである。

地元の人に聞いた話だが、デトロイトという街自体が、日本人に優しい、日本ウエルカムといったムードに包まれているようだ。そういえばお店の人も、街行く人もとてもフレンドリーと思ったのは私だけだろうか?

それはさておき、気になる乗り継ぎの時間、コネクションタイムだが、これはなれていなければ2時間半〜3時間は見ておいたほうがよいだろう。とくに日本から到着して乗り換えるとき、デトロイトで入国審査、税関検査がある。日本へ帰るときもリーガルコネクション(航空会社が保証する乗り換え時間)でたとえ1時間ということがあっても、念のためデトロイトに到着する便はすこし早めのものにしておいたほうがよい。

JFKと違って、ノースウエストのターミナルはショップもレストランもかなりある。またターミナルのゲートにそって、二車両のエクスプレス電車が上方を走っているのは見ものだ。いろいろ見学していると3時間はあっという間なのである。

写真:ターミナルの上を走るエクスプレストレイン

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