ボストンから郊外へ出かけてみよう 〜レンタカーを借りてみる

公開日 : 2008年05月25日
最終更新 :

ニューヨークから列車で4時間ほどのボストン。格安バスも出ているため、ニューヨークからボストンに立ち寄る観光客もかなり多い。

だけど夏の旅行だったら、単にボストン市内散策だけじゃなくて、ケープコッドや北部のニューイングランドへ足を延ばしてみてはどうだろうか。この場合の交通手段はやはりレンタカーが一番。

ただしあまり運転に自信のない場合はどうしたらいいか?

ボストンの街中は入り組んでいるし、信号の設置箇所もわかりにくい。故にボストン市内でレンタカーを借りるのは避けたいところだ。

列車かバスで市内のサウスステーションに到着すると、そこから空港行きのシルバーラインが出ている(2008年5月現在は片道2ドル)。所要時間は20分ほど。ちなみにこのシルバーラインはバスなのだが、サウスステーションからは地下鉄と同じく改札口を通り、専用路線のある地下のプラットホームで待つため、「地下鉄」と区分されているらしい。しばらくすると地上に出て普通のバスとして走る、世界にあまり例のないおもしろい交通機関なのだ。

さてシルバーラインのSL1にて空港に到着したら、予約したハーツ、エイビスなどのレンタカー会社専用のバスに乗り、ピックアップ先へ赴く。そこで借り出しの手続きを行う。

私の場合、いつもコンパクトカーで安い「ダラー」社を利用するが、安いといえどもここでは、他の都市よりちょっとお値段ははる。借り出し日の混み具合にもよるが、私が借りたコンパクトカーは44ドル、フルカバーの保険をつけると140ドルにもなる。

概してマイナーレンタカー会社は、ロケーションが不便なところにある場合が多い。しかし、ボストンは表示がはっきりしており、レンタカー会社ごとに矢印で示されているので、迷うことなく、返却ができる。借り出した後も、道を走っていると93号線をノース、サウス、90号線をイーストという表示が目に付くので、表示に従えば間違いはない。93号線に入る場合はSUMMNER TUNNEL(サマートンネル)を抜けるが、通行料も3ドル50セント(帰りはなし)とマンハッタンの出入りに比べたら安い。

市内から遠ざかると、マサチューセッツも田舎である。ニューヨークやニュージャージー州の複雑な道なりに比べたら、かなり運転しやすく、通勤時間をはずせば混雑もない。

夏のニューイングランドは人気なので、レンタカーや宿は早めにおさえておきたいものである。

写真は

● 摩訶不思議な交通機関―シルバーライン(地下鉄/バス兼用の車両)

● ボストンのお土産にはやはりレッドソックスグッズ? 歯ブラシは7ドル〜。英字新

聞でもレッドソックスファンには写真つきでタイムリーな情報がうれしい。(写真のBOSTON HERALDO紙は75セント)市内に寄る時間がなくても、ドライブインの売店やサウスステーション駅構内でレッドソックスグッズが買える。

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