各航空会社の預け入れ荷物規定変更
旅行にかかわる産業にとってオイル価格高騰が深刻な問題である。例えばガソリンの値上げにより車で長距離ドライブを敬遠するという話は最近よく聞く。レンタカー会社も頭の痛いところだ。
そして航空会社の度重なる航空運賃の値上げ。たとえばNY発でお盆の頃日本へ帰省となると、税金込みで$1400〜となる。(マイレージによるアップグレード希望の場合は、もう少し高いブッキングクラスとなるため$1800〜がほとんどである)
もっとも航空会社は、運賃の値上げだけでは燃料費高騰を補えないようで、本数間引きなど他にも様々な策を講じている。最近では預け入れ荷物重量規定の変更や有料化などといった新たな方針も聞こえてきた。
過去、預け入れ荷物はひとつ32kgまでとなっていたが、今では国際線はほとんど23kgまで。これを超過すると、例えばアメリカン航空は一個につき国際線では25ドル、国内線では50ドルの追加料金を徴収するなど細かく規定が分かれている。
また、米国内線のみ利用する場合は、ほとんどの航空会社で預け入れ荷物一個目からチャージを取るようになってきている。こうしたことから(預け入れではなく)手荷物で持ち込む乗客が増え、セキリュティーを通過するのにかなり時間がかかることも予想される。空港への到着は余裕をもった時間をみておこう。
各航空会社によって荷物の規定は異なる。荷物が多いとかなりの金額を取られる反面、スターアライアンスなどのエリートステータスであれば免除されるなど、いろいろな規定があるため、各航空会社のサイトなどであらかじめチェックしておきたい。
米系航空会社―各サイトに荷物規定の最新情報が掲載されている (2008年6月21日現在)
アメリカン航空
ユナイテッド航空
コンチネンタル航空
ノースウエスト航空
USエアーウェイズ (英語)
デルタ航空
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