綺麗になるには痛みにも耐える? THREADING SALON
久しぶりにマンハッタンを訪れた方はびっくりするだろう。ミッドタウンやチャイナタウンにはエステサロン、特にネイルサロンが増えている。大半は韓国系、中国系の移民が経営するお店。彼らの比ではないが日本人でもお店をオープンし、日本伝授の決め細やか、かつクオリティーの高いサービスで他の美容サロンと競合しているところもある。
人気のフェイシャル、マニキュアに加え、レーザー脱毛やワックス脱毛も多い(これは男性にも人気。ニューヨーカーはまず身だしなみに気を配るのだ。)。部分的な脱毛もいいが、いろいろ取り混ぜると結構お高くなる。
そんなときに格安の看板を出しているお店を見つけた。なんでも主流はレーザーでもなくワックスでもなく、THREADING。つまり二本の糸をよじって脱毛していくわけだ。
眉毛が6ドル。唇の上が4ドル。下が3ドル。顔全体では25ドル。
何の気なしに、入ってみて眉毛、唇の上と下を選んだら全部で11ドルと言われた。
この糸による脱毛だが、どうもインドの伝技のようで、なるほど技術者(!)はインド人ばかりだ。お客さんとなるとこれが白人ばかり。ふれこみによると、痛みも少なく、ワックス処理よりもっと綺麗な仕上がりになるとのこと。これで11ドルは安い。
ところが―。いざ開始してみてあまりの痛さに全身の毛が逆立った。これはまるで拷問の痛み。何度も途中でやめてもらうようにお願いしようかと思ったほどだ。(所要時間は20分ほどなのだが)皆リピーターの女性は綺麗になりたいがためにこの痛みに耐えているのだろうか。誰も悲鳴をあげていないのが不思議だ。痛みのため顔が腫れているのでは、と思ったがこれが終了して鏡をみてみると、ワックスを施したときのような赤みはまったくなく、ただ涙目に惨めになった顔の私がそこにいた。
こんなサロンで脱毛を試して見たい「勇気のある」方はどうぞ
(くれぐれも毛深い人にはお薦めしません)
脱毛のほか、フェイシャルやセンナによる着色あり。
♢ 727 Sixth Ave 2nd Floor NY, NY 10010 (bet 23rd and 24th Street)
212-929-1410
♢ 266 West 23rd St. NY, NY 10011 (corner of 8 th Ave)
212-691-2727
Monday-Saturday
10:00 AM – 8:00 PM
Sunday
10:30AM−7:00PM
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