NYのクリスマス商戦その１　　　ダウンタウンでは

金融危機による世界同時不況。消費大国と言われる米国の行く末を決めるのは、クリスマス商戦の結果と来年1月20日のオバマ大統領就任後の動向と言われている。

クリスマス商戦については23日で、早くも前年度より落ち込む結果と出ているそうだ。しかし少なくともマンハッタンの街中は、24日も大勢の観光客、買い物客であふれかえっている。落ち込みといっても例年がすごかったので、今年は多少買い物を控えているだけではないのだろうか。

クリスマス間際にいたっては、デパートまで24時間オープンのところもあるそうだ。　24日のイブくらいはさすがにおさまっているのでは、と思い雨の中をダウンタウンにあるブランド物ディスカウントストアー、CENTURY21まで出かけてみた。ところが、いつにもまして、足の踏み場もないような混みよう。ラストミニッツで商品を買い求める人々で大賑わい。単にウインドーショッピングだけかと思いきや、レジの前はどこもかしこも長蛇の列。今年は景気が悪いので5番街の高級店で買い物するより、ブランド物をすこしでも安く買いたいという心理が働いているのだろうか。確かに安い。ギラロッシュのマフラーは＄40以下。グッチ、カルバンクライン、フェンディ、ミッソーニなどのネクタイも＄100以下。20ドルくらいから買えるのだ。バッグもDKNY、ケネスコール、ラルフローレンなど有名ブランドものが市価の30％〜50％くらい。

来年からは異常な高騰にあった燃料費も下り、航空券もすこしは安くなる。この円高が続けば日本人にとってNYは買い物天国になるに違いない。特にマンハッタンのお買い物は衣料品など一部は消費税免除の恩恵にもあづかれるのだ。ねらいめは冬物のSALEがはじまる1月。航空券やホテルも1月後半はお得だ。

Century 21

場所：22 Cortland St. (Broadwayと Church Streetの間)

電話番号：212-227-9092

http://www.c21stores.com/#/store-locations/?store=manhattan

ストアーの周りは買い物客の車が連なっている

ストアの目の前のグラウンドゼロ/再開発は遅れ気味で当初予定の2010年オープンは延期となっている。