ジャクソン5に思いを馳せて

公開日 : 2009年07月04日
最終更新 :
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マイケル・ジャクソン死去。この事実がマンハッタン中を駆け巡ったのは6月25日の木曜日。そこかしこではすでに追悼の意をこめたかのように彼の音楽が聞こえてくる。デリの店、走る車、中には歩行中に口ずさんでいる人も。

ニューヨークでマイケル・ジャクソンを偲ぶ場所といったら、真っ先にハーレムのアポロシアターがあげられる。彼がまだジャクソン5の一員として、澄んだ歌声を響かせていたときのこと。1969年のオーディションで彼らが優勝してからその知名度はあっという間に全米にそして世界中に広がった。まさにマイケル・ジャクソンの歌のルーツと言える場所だ。だからハーレムの住民にとって彼は特別な意味で、誇り高き「ヒーロー」であり「KING」なのだ。

そのアポロシアターでは追悼のイベントなどが催され、連日押しかける人々であふれかえっている。そのほとんどがハーレムや近郊に住むブラックばかりと見受けられた。30日午後は人権活動家のシャンプトン牧師列席の元に追悼イベント。7月1日のアマチュアナイトではマイケル・ジャクソンを偲んでムーンウォークコンテストなどが行われた。

周辺では、壁一面に追悼のコメントを残す人、TシャツやDVD、ポストカードなどマイケルグッズを売るベンダーで賑わっている。ついこの間まではオバマグッズオンパレードだったハーレムだが、今や125丁目の目抜き通りはマイケルの顔、顔、顔。それも近年の顔やスリラーを歌っていた全盛期の時代の写真より、ジャクソン5時代の庶民的であどけないマイケル少年の顔が目をひいた。ニューヨークに住む黒人の思い入れがそんなところに見え隠れする。

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