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アメリカ/ニューヨーク特派員ブログ 青木 多佳子

アメリカ・ニューヨーク特派員が現地から北米地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2009年7月27日

マンハッタンでアパート購入初体験


マンハッタンでアパート購入初体験

Halem%20Townhouse.jpg 私事だが、この度めでたくアパートを購入。こだわったこともあってマンハッタンのミッドタウンの西側のロケ‐ケーション。窓からはちょっとだけハドソンリバーと対岸のニュージャージー州も見える。はじめての購入は不安だけど、西側にはバスターミナルのポートオーソリティー、鉄道のペンステーションもある。これら交通機関の拠点再開発が期待されるともっぱらの噂だ。またファーストホームバイヤーには、米国政府の法案により来年、8000ドルのタックスクレジットが期待できるし、不況の最中なので通常よりは安く買えた。まあよしとしよう。

ところでマンハッタンでアパート購入となるとだいたいにおいてコンドミニアムかコープ形式だが、コンドミニアムとなるとステューディオ(日本で言うワンベッドルーム)でもまず40万ドルは下らない(ロケーションにもよるが)。

それ以下で探そうとするとコープ(コーポレイティブ)、つまりアパートを所有する会社の株を購入し、その割り当て(シェアホルダー)によって部屋に入居する資格を得るタイプのものになる。故に他にはない様々な手続きが必要だ。またほとんどのコープは、始めの何年かは買主が住まなくてはいけない。つまりすぐに人に貸せない、もしくはまったく人に貸せないタイプのものもあるので、外部の投資家には向かない。

私のコープ購入プロセスも初めてのことで実にわからないことの連続だった。にもかかわらず不動産屋の助けを借りてオファーを入れてから3ヵ月半で入居できたわけなのである。人によっては半年もかかるから、私の例は早いほうと言えよう。

コープは、ボード委員会(住居人が構成)による入居審査もある。それが通ると面接に呼ばれるのだ。中には15人と面接ということもあるらしいが、私の場合はたった2人と面接しただけですんなり合格。

今回もっとも長くかかったのはローンの手続き。銀行のローンオフィサーによると、3月4月はモーゲージの利率が大幅にさがったため(一時は30年FIXで5%以下)、リファイナンス、つまりローンの組み換えの案件がかなり多かったとのこと。

ローンが通り、ボード面接も終わると晴れて譲渡の日(クロージング)を迎える。売主とその弁護士、買主(私)とその弁護士、銀行員と弁護士、アパートの管理会社からの代表が一同に会し、様々な書類にサイン、「株」の発行。その株券はローンを受け持つ銀行が保管する。
さてマンハッタンにステューディオを購入しても何十年も住み続ける人はほとんどいない。これを数年でころがしてより大きな物件に変えていく人がほとんどだ。もちろん何がおこるかわからないマンハッタン。なんの保証もないけどアパート購入の醍醐味は、資産形成にむけてようやく一歩を踏み出したことが実感できることだろうか。

写真はハーレムのタウンハウス。新しいコンドミニアムの建築が盛んに行われているニューヨークにあって、古き良き時代を偲ばせる建築物がハーレムにはまだたくさんあるのだ。

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カテゴリー お金・通貨・両替
2009年7月27日
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      ニューヨーク特派員
      青木 多佳子
      大好きなヨーロッパに住むはずが、うっかり(!)オハイオの大学院へ入学。気がつけば17年もの米国暮らし。現在はトラベルコーディネーター兼ライターとしてNYを徘徊中。根っからの旅人間で、訪問した国は45ヵ国。米国も西のシアトルから北のバーハーバー、南はキーウエストと、森林、砂漠、海辺、渓谷、ひなびた街を歩きまわる。マリンスポーツをかねてカリブ海の島々にも出没中。旅の基本スタイルは自由気ままな「おひとり様」+α(?)。ご連絡はこちらまで。 DISQUS ID @takakoaoki

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