長距離運転もいとわないアメリカ人のバケーション

公開日 : 2009年08月15日
最終更新 :
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私がテキサスのエルパソに住んでいたときは、ボスが毎年家族と共にミシガン州まで自家用のバンで北上して、何日かするとまた戻ってきた。片道20−30時間だから車での移動に50時間ほどの時間をかけることになる。

夏の人気のエリアはグランドキャニオンに代表される渓谷、モンタナの国立公園、アリゾナ、ネバダに代表される灼熱地帯など。ホテルに泊まるほかキャンピングカーで移動、決められたキャンプ場で寝泊りするにも車はかかせない。カナディアンロッキーにもツアーで行くよりは、車で思い思いのルートを決め、家族交代で運転するという人が多い。

以前マウイ島のツアーガイドに聞いた話だが、マウイ島には600のカーブを経験する天国へのハナのルートがある。途中の一本道など向こうからも車が来て譲り合わなければいけない難所。日本人観光客だとツアーを選択するが、アメリカ人ではこの道も平気でドライブするツワモノも多いらしい。

さて、普段あまり運転しないマンハッタンに住むニューヨーカーも週末はレンタカーを借り出す人が多く、街中のレンタカーは週末に値段をあげるところがほとんどである。

夏は避暑地で名高い北部メーン州やバーモント州、またはカナダのハリファックス、赤毛のアンで有名なプリンスエドワード島へ行く人もいる。運転が苦手なお年寄りはもっぱらニューヨークから出港するクルーズで北上の旅を楽しむようだ。

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