国連総会中のニューヨーク風景

公開日 : 2009年09月27日
最終更新 :
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毎年恒例の国連総会。開催前にテロリストが逮捕されるなどの緊迫したニュースもあったが何事もなく無事に終わったようだ。

開催中は例年のことながら、物々しい警備でバスや地下鉄などの交通機関にも支障をきたす。特に国連ビルのある東側。去年総会の期間中、ミッドタウンを東に歩こうとしたら突然前を遮断される。いっこうに通してくれなさそうなので戻ろうとすると今度は、逆の方向も遮断され、まさに袋の中のネズミ状態。なんでもブッシュ大統領がウォルドルフを出るところだったらしく、それまでの間、歩行者は移動してはいけなかったようだ。

東側に立地するホテル群も受け入れや、警備体制で忙しい時期となる。各国の首脳、経営陣が一同に会するわけでどこのホテルもだいたいにおいてSOLD OUT。宿泊するホテルは毎年同じ国の方々が来られるようだ。ホテルのスタッフに聞いたことがあるのだが、発展途上国ではクレジットカードの普及率が低く、カードギャランティーができない。そのため従来にはない現金デポジットなど清算の手間隙も大変になるらしい。

さて外部の人にとって、ニューヨークのあちこちに見かけるおびただしい警察官の数、頻繁に鳴り響く消防車やポリスカー、銃を持ったUSアーミー、警察犬、警備員の数は奇異にうつるかもしれない。 だけど、ニューヨーカーにとって、会議やイベントなどに関係なく、こういった光景は日常茶飯なのだ。逆にニューヨーカーが海外の都市に行くとあまりにもポリスを見かけない、店の入り口にセキリュティーがいない―ことにびっくりする。

物々しいニューヨークではあるけれどもそれでも世界中の人が魅了されるエキサイティングな街であることに変わりはない。

(写真は今年の国連総会のための道路封鎖状態。2車線を1車線にするなど交通渋滞を余儀なくされる)

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