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アメリカ/ニューヨーク特派員ブログ 青木 多佳子

アメリカ・ニューヨーク特派員が現地から北米地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2010年11月 9日

NYシティーマラソン-観戦のコツ


NYシティーマラソン-観戦のコツ

NY-MARATHON-2010.JPG

昨年は行けなかったニューヨークシティーマラソン。今年は張り切って、早めに出かける。
このマラソンはご存知のとおり、世界3大マラソンとして名高く、スタテン島、ブルックリン、クイーンズ、ルーズベルト島、マンハッタン、ブロンクスとニューヨークの6主要エリアを一気に走りぬける長い競技レース。

観戦はどのあたりが? クイーンズやブルックリンまで行くのは遠いし、かといって60-80丁目のあたりは、住民の数も多い。

そこでマンハッタンでも少し北の110丁目、いわゆるスパニッシュハーレムの1番街へ。
この辺りだと、地元ヒスパニックの住民と若干の観光客、ニューヨーカーで、それほど混みあわない。またポリスが設置するガードレールもない、いわば自由見学みたいなエリアになっている。

さて、到着するとすでに、車椅子ランナーと女性のプロが走りぬける。そしてポリスの先導車とともに男性の先頭ランナーも!!

とりあえずは人が走ってくるたびに拍手をして元気付ける。しかし、寒さも手伝って、だんだん手がは腫れてきた。

しかたがないので、叫ぼうとするが、さて何て言って応援する? 「がんばって!!」とか「ファイト!」なんて日本語で言っても外国選手には通じない。

中には「ゴー!ゴー!、レッツゴー!」と声をかけている人もいるので

私も「ゴ~!」
と言ってみるが、私が発するとどうも間の抜けたような「枯れた叫び」だ。
隣のヒスパニックの子供らは、タッチしてもらおうと、きゃっきゃと列をつくって手を差し出している。選手も30kmをすぎるこの地点では苦しいはずなのに、子供たちに手をさしのべてタッチしてあげる人も少なくない。

そのうち、お父さんがやってきて、「もっとさがんなさい」とたしなめる。

「いいかい! YOU CAN DO IT !って応援するんだよ」

すると子供たちは、半ばおもしろがって人が走り抜けるたびに何回も

「YOU CAN DO IT !!!YOU CAN DO IT!!」

と叫び続けている。まあ、私の頼りない応援よりも子供たちの方が迫力あるかもしれないが。

またある女性は、ランナーがつけているゼッケンやシャツの名前や国を言って応援する。

「フランス!ーーイタリア!ーージェイソン、ゴー!ーーB.J !--アルゼンチン!」
などと言った具合に。アップテンポで歯切れよく叫んでいる。こういったとにかく何でも応援、といった方法もありかもしれない。

一般のランナーが走ってくるころには、さすがに111丁目とはいえ、応援する人も増えてくる。それにしてもさすが4万人を超えるランナー。まとまって途切れることなく走ってくるため、知人ランナーをほとんど見逃してしまった。ミニーマウスやスーパーマンの格好で走る人など、突飛ないでたちのランナーに眼がいってしまう。

人目見たかったチリ鉱山作業員のランナー、エディソン・べニャさんも、目立たずにいつのまにか私の前を通りすぎてしまったようだ。

やはり一般ランナーの最初の一団が来たら、あと1時間半くらいは眼を外さずに真剣に見ているべきだった。(後で聞いてみると、見損ねた知人グループの半分は3時間台でゴールしたようだ。)

マラソンから一夜明けた今日、4時間以内を軽くクリアした友人に会った。彼女が言うには、

「沿道で人が拍手しても、叫んでももう、苦しいからあまり眼にはいらないし、耳にもあまりはいってこない。でも誰かが日の丸を振っていると、あ~って何かそれには吸い込まれちゃう感じなの」

そんなに簡単なことだったのか。声をからげるより、手が腫れ上がるほど握手するより、励ますにはランナーの国の旗をもって応援!これが一番効果があるらしい。

来年は母に国旗を送ってもらおう。

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カテゴリー イベント・行事・お祭り
2010年11月 9日
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      ニューヨーク特派員
      青木 多佳子
      大好きなヨーロッパに住むはずが、うっかり(!)オハイオの大学院へ入学。気がつけば17年もの米国暮らし。現在はトラベルコーディネーター兼ライターとしてNYを徘徊中。根っからの旅人間で、訪問した国は45ヵ国。米国も西のシアトルから北のバーハーバー、南はキーウエストと、森林、砂漠、海辺、渓谷、ひなびた街を歩きまわる。マリンスポーツをかねてカリブ海の島々にも出没中。旅の基本スタイルは自由気ままな「おひとり様」+α(?)。ご連絡はこちらまで。 DISQUS ID @takakoaoki

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