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アメリカ/ニューヨーク特派員ブログ 青木 多佳子

アメリカ・ニューヨーク特派員が現地から北米地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2010年11月 3日

フェニックス経由で聖なる地、セドナへ


フェニックス経由で聖なる地、セドナへ

昔、メキシコの国境にあるテキサス州エルパソに住んでいた。そこからサンタフェまでドライブしたが、あまり感動はなかった。この地の住人としては、西部の乾いた土地、メキシカンとネイティブアメリカンの作り出すあの雰囲気はどれも似たり寄ったりで新鮮味がなかった。

ところがシカゴからニューヨークに来てもう10年以上になる。なぜか無性にあの電信柱のようなサボテンが見たくなり、一路フェニックスに向かった。9月上旬のレイバーデイのときである。

ニューヨークからは直行便も利用でき、およそ3時間程度で到着する。フェニックスはダウンタウンのほかにスコッツデールという、アメリカの裕福層が避寒でゴルフにやってくるような人気のエリアもある。

運転もしやすく、ダウンタウンでも比較的パーキングは簡単。女性の一人旅でも比較的安心な都市といえよう。

SABO.JPG

ただ9月はまだかなり暑い。レストランや小売店などはどこでも霧のような水スプレーを軒から噴射させ、暑さが幾分でもしのげるように工夫されている。さすがアリゾナ。

さてここから車で2時間北に向かったところに、セドナという小さい街がある。言わずと知れたパワースポット、癒しの地として日本人にも人気のエリアである。

I-17号線から179号線に乗り換えてしばらくするとダイナミックな景観に圧倒される。
赤茶けた山々。アリゾナ州は乾燥しているはずなのに、ここは緑の植物も岩と共存しているミステリアスなスポットだ。

SEDONA2.JPG

今回、一人旅立ったのでハイキングは断念した。したがって実際のボルテックスの地に足を踏み入れることはできなかったが、このすばらしい景観を眼に焼き付けるだけでパワーをもらった気分だ。気分が落ち込んだり、何か迷いがある人は一人でここに来てしばらく瞑想してみると心がすっきりするかもしれない。街の中心「Yエリア」周辺ではレストランやお店など、どこを歩き回っても四方八方、雄大な景色を拝めるのでハイキングをしなくても十分セドナを満喫できるだろう。

SEDONA3.JPG

上はボルテックスのあるベルロック。人気スポットのひとつである。

SEDONA MALL.JPG

スペイン南部にあるようなショッピングモールには、セドナならではのアート品、衣服などのお土産屋さんが目白押し。どのお店もクオリティーの高そうなアイテムがいっぱい。

SEDONA RIVER.JPG
4日目の最後の日は、子供も楽しめるオーククリークのリバーへ。
川で泳ぐ家族連れが多いこのスポット。ハイキングは疲れるという人にもちょっとしたピクニックを楽しめる。

ところでオーストラリアの「ピクニック アット ハンギングロック」というミステリアスな映画をご存知だろうか。実際起こった女子高生集団行方不明の事件なのだが、寄宿舎でいっしょの女の子4人+先生一人が岩山に吸い込まれるように入っていき、一人を除いて誰も戻ってこないという内容だ。一人は帰ってきたものの、精神的に不安定な状態で、何があったかは覚えていない。

人的事件のようにも取れるが、実は、神々しい岩山のパワーが人間を引き付け、一度魅せられてしまった者は二度と現実の世界に戻れない、人間を超えた自然の力を感じさせる内容だった。

セドナの岩山を見ているとなぜかその映画を思い出した。しかし、オーストラリアのエアーズロックのような岩山は、巨大なパワーに圧倒され、畏怖の念にもかられるような印象があるのに対し、セドナは緑の草木も育ち、ある意味では救いでもあるような安らぎを感じる。

これはあくまでも私の感想だが、行ってみた人ではまたそれぞれの感じ方があるのかもしれない。

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カテゴリー 旅行・ツアー・ホテル
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      青木 多佳子
      大好きなヨーロッパに住むはずが、うっかり(!)オハイオの大学院へ入学。気がつけば17年もの米国暮らし。現在はトラベルコーディネーター兼ライターとしてNYを徘徊中。根っからの旅人間で、訪問した国は45ヵ国。米国も西のシアトルから北のバーハーバー、南はキーウエストと、森林、砂漠、海辺、渓谷、ひなびた街を歩きまわる。マリンスポーツをかねてカリブ海の島々にも出没中。旅の基本スタイルは自由気ままな「おひとり様」+α(?)。ご連絡はこちらまで。 DISQUS ID @takakoaoki

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