日本の2大企業のコラボでできあがった巨大デジタルクリスマスツリー

公開日 : 2011年12月20日
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サンクスギビングの終わった11月の末。ロックフェラーセンター、ブライアントパーク、リンカーン・スクエアでは次々とクリスマスツリーの点灯が始まり、マンハッタンでは日に日にクリスマスの気分が高まっていく。

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アパート、コンドミニアム、オフィスビルのロビーでも、クリスマスツリーの飾りつけが施され、どこもかしこもライトアップできらびやかな装い。メイシーズやロード&テイラーといった名だたるデパートのショーウインドウでは、フィギュアや模型を使って家の中や外のクリスマス風景を演出し、道行く人々の目を楽しませてくれる。

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そんな街中にあふれるイルミネーションの輝きの中でもひときわ目立つのが、タイムズスクエアに出現した巨大デジタルクリスマスツリー。地上120メートルと言われるOne Times Squareビルの天辺まで届く、40メートル強のクリスマスツリー(ほぼ50メートル競走と同じ距離と考えると圧巻です。)は、東芝ビジョンの2枚のLED看板とそのすぐ下のTDKビジョンの1枚をつなげ、ひとつのスクリーンに映し出したもの。その圧倒されるような大きさに道行く人も感嘆の声をあげる。めくるめく閃光がデジタルツリーを駆け上り、トップを飾るクリスタルのような星に達したかと思うと、花火のように鮮やかに散る。あっという間の映像だが、それだけにインパクトも大きくしばし我を忘れてLED看板を見入る人も多い。

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今回この縦3枚のLED看板を使ったクリスマスツリーの投影は、東芝とTDKという日本の2大企業のコラボレーションによって実現したものと聞く。マンハッタンの中でも人の流れが多いタイムズスクエア。ここに日本の企業の思いもかけないアイデアによってつくりだされたクリスマスツリーが、世界各国からの観光客や地元ニューヨーカーの目に焼き付けられ、2011年の楽しかった思い出の1ページ飾る。光の中に浮かぶクリスマスツリーを見上げながらそんなことを考えると、日本人としてなんだか誇らしい気持ちになってくる。

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