生まれ変わったグランドハイアット- コンテンポラリー感あふれるアートな装いに

公開日 : 2012年01月31日
最終更新 :
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つい先頃、駅構内にアップルストアができて話題になった42丁目のグランドセントラルターミナル。その隣接するホテルはマンハッタン内でも知名度の高い「グランドハイアット」だが、この度130ミリオンドルという桁違いの予算を投入して、全館大改装が行われた。ホテルの営業の招待で、すっかり生まれ変わったホテル内の見学 をさせてもらった。

まずロビー。前はソファーやテーブルがところどころに置かれ、グループが占領すると座る場所が探せない状態だったが、今ではコンテンポラリーな長方形のローソファーが配列され、まるでアートミュージアムにでも来た様な落ち着いた雰囲気に変わった。シンプルなオートチェックイン、チェックアウトの機械を前にして、スタッフを介さずにキーを受け取る仕組みは近未来を思わせる。

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またフロアのカーペット、壁、ルームナンバーの表札まで「アート」が施され、部屋の中も独特の雰囲気が漂っている。これぞニューヨークといった、アートパネルがかかった入り口。ウォークインクローゼットや隣り合わせの洗面台をあしらえた、ゆとりの空間を備えた豪華なスイートルーム。客室数は1000以上を誇り、スイートルームだけで50はあるそうだ。

これだけの部屋の大改装なのだから130ミリオンドルの投入というのもうなづける。

唯一残念なことは、バスタブつきの部屋が少ないこと。ヨーロッパスタイルを意識したのか、特にKING BEDの部屋はシャワーのみがほとんどだ。最近は中国など、アジアからの団体客も多いようだが、もう少しバスタブつきの部屋を増やしてもよかったのではと思う。

このホテルに宿泊するときは、だめもとでもバスタブつきをあらかじめリクエストしておきたい。

そのほかロビーと同じ階のガラス張りのバーやラウンジ、レストランも格調高い雰囲気に仕上がり、夜の雰囲気も申し分ない。宿泊しなくても、夜はバーで待ち合わせ、あるいは一人でカウンターに座り、一杯やるのも悪くなさそうだ。

109 East 42nd Street at Grand Central Terminal,

New York, New York, USA 10017

Tel: +1 212 883 1234

地下鉄「グランドセントラル42丁目」で下車

4,5,6、7番線、S線を利用

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