真夏の到来を告げるゲイプライドパレード
このところかなり暑い日が続くニューヨーク。
そんな暑さのを中で、今年もゲイ・プライド・パレードがスタートした。
毎年6月の最終日曜日に開かれるこのお祭りは、ゲイやレズビアンを中心に様々な団体がミッドタウンから、ゲイのメッカ(?)でもあるクリストファーストリートまで行進するもの。
参加者、見学者合わせて50万人以上が集まるこのイベント。同性愛者の地位向上を目指すことからはじまったパレードだが、今ではNYの夏の風物詩として、大勢の観光客が詰め掛ける一大イベントになった。
とにかくこのお祭りが近くなると、街中はどこもかしこもレインボーカラーに染まる。ソーホーやウエストビレッジ、チェルシーでは連日からブティック、フードコーナー、みやげ物店で、虹色グッズが販売され、バーでは虹色国旗があちこちにーー。
(チェルシーマーケット内のELENI'Sのクッキーもこの通り)
そして当日の盛り上がり。
沿道の人々も大興奮。ヘアー、ピアス、Tシャツ、バンダナ、サングラス、サスペンダー、バッグ、何から何まで虹色ーーという人もいた。
そして、いつも感心するのがポリスの参加。「護衛」ではなく、「参加」しているのだ。さすが自由の国、アメリカ。
いつもは街中を走り抜ける消防車もゆっくり前進
ついでに救急車も参加!!
今年はすべてを見たわけではないが、なんとなくパフォーマンスやコスチュームに物足りなさを感じた。派手なパフォーマンスには沿道の歓声もひときわ高くなる。
パレード参加者よりもむしろ観客が年々増えているような気がする。柵にのぼってカメラで撮ろうとする女の子、教会の敷居にあがる集団、外に柵をつくって、アルコールを飲みながら観覧できる即席スペースを設けたバー。ニューヨークの暑さと熱気が1年で一番高まる日といったら、まさにこのパレードの一日かもしれない。
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