噂のアイロンシェフのお店「モリモト」に潜入

公開日 : 2012年07月09日
最終更新 :

ここはミートパッキング。高級レストランやクラブがひしめき、セレブに出会う確率も高い。和食のアイロンシェフとして有名な森本正治氏のレストラン「モリモト」もチェルシーマーケット、ハイラインの近くに位置し、セレブはもとより、地元、近郊から足を運ぶ舌の肥えた美食家で連日連夜賑わっている。(ちなみに同僚はここでジーターを見たそうだ)

そんなちょっと敷居の高いお店に、誕生日をかねて初めて潜入。(潜入なんていうと怪しげであるが一応、WEBサイト「OPENTABLE.COM」で予約済み)。前から気になっていた銭湯のようなのれんをくぐって中にはいってみるとーー。

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日本の伝統的な内装、と思いきや、そこはコンテポラリーアート感覚にあふれるニューヨークならではのハイソな空間(つい最近改装を終えた、グランドハイアットホテルに通じるものがある)

段差のついた広間に、奥にはキッチンで働くシェフの姿も見える間取り。広い空間ではあるが、ひとつ残念なのは、ペアで来た人々用の壁際のテーブルが一列に並び、隣のテーブルが接近しすぎてプライバシーを保つには今ひとつ。カップルで来た人たちにはもう少し距離をあけたテーブルの配置がうれしいかも。

この内装はこれまたシェフと同じく世界的に有名な建築家、安藤忠雄氏によるものだとか。私が特に気に入ったのは、トイレ。個室の扉を開けると、そこは吸い込まれそうな3D的異次元の「世界」が広がっている。その立体的空間にちりばめられた花。実に不思議な世界でしばし見とれてしまった。(あまりトイレに長くいると連れに変に思われる!)

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さて、誕生日ということで、今日は特別に奮発して一番お高い$125の「おまかせ」コース。記念日でないと食べれないこのコースも、はたとみれば、半ズボン姿のカジュアルないでたちのお隣さんも同じものを注文している。ウエイターと話しているのを小耳にしたところ、ニュージャージー州から食事に来ているとか。(ニューヨーク周辺はやっぱりお金持ちが多い!)

さて、125ドルのスタートは、トロのタルタル。上品に添えられた数種類の薬味の中にはサワークリームやマカモレといった、メキシカン風味も。

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そういえばツナのピザというイタリア風のメニューもあり(これは「おまかせ」にはなかったが)、またサラダはフォンデュスタイル。

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各国料理のテイストをさりげなくミックスしているものの、途中に登場したお寿司を味わえば、やっぱり基本コンセプトは和の味なのだ、と納得しながら頂く。

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ロブスターや和牛もボリュームはありながらこってりしすぎず、それでいてたっぷり食べ応えあり、7種目のデザートの頃はちょっと息切れ?

MORIMOTO MAIN.jpg

あっさりアイスクリーム系でまとめられたスイーツを食べてほどよい満腹感を味わえる。

今度行くときは、ぜったいツナピザにトライしよう(ってまた来年までお預け?)

MORIMOTO SWEETS.jpg

このほか、フィラデルフィア、ナパバレー、ハワイにもお店があり。

MORIMOTO

88 10th AVE NYC NY 10011

TEL: 212-989-8883

LUNCH: (月)- (金) 12:00-14:30

Dinner : (日) 17:30-22:00

  (月)-(水)17:30-23:00  (木)-(土)17:30-MIDNIGHT

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