ニューヨークで冬の風物詩を楽しもう

公開日 : 2012年12月20日
最終更新 :

ニューヨークはただ今ホリデイシーズン真っ只中。クリスマス用のギフトアーケードや商業ビル、アパート、コンドミニアムの建物内外は、きらびやかなオブジェやツリー、リースであしらわれ、ライトアップもまばゆいばかり。

寒くて陽が短い冬だけど、ホリデイシーズンともなれば心もうきうきした気分になってくる。今年も目を楽しませてくれるとっておきの冬の風物詩を探してみよう。

メイシーズデパートやロード&テイラーのショーウィンドウは、模型やフィギュアをふんだんに使った、アットホームなクリスマス風景を演出。ウインドウいっぱいに繰り広げられるファンタスティックなスモールワールドに、観光客も入れ替わり立ち替わり目を輝かせながら覗きこんだり写真を撮ったり。ここはホリデイシーズン定番の観光スポットなのだ。

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ニューヨークの冬の風物詩とはずせないのは、やっぱりロックフェラーのクリスマスツリー。今年ニュージャージー州からやってきたツリーは、ハリケーン・サンディの暴風雨にも耐え抜いた樹齢80年のドイツトウヒだそうだ。高さ24メートルの頂きにスワロフスキーのスターを抱いたその姿は、復興の象徴であるかのようになんとも神々しい。ビルの谷間を抜けて突如視界に広がるこの巨大ツリーに誰もが歓声を上げ、そこかしこで家族や友人たちと記念写真大会。

80周年を迎えた11月28日の点灯式では、マライア・キャリーやロッド・スチュワートといった大物アーチストも訪れ、華やかなパフォーマンスが繰り広げられた。年を追うごとに観光客が多くなっていくロックフェラーセンター界隈。

週末の夜は、スケートリンクさへ覗き込めないくらいの大混雑になるときも。だけど、せっかくニューヨークに来たらがんばってツリーの根元まではたどり着いてみよう。

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さて、これだけは見逃せないという一押しの風物詩をあげるとしたら?これはなんといってもワン・タイムズスクエア・ビルに映し出される高さ40メートルのデジタルクリスマスツリーを挙げたい。東芝のLED看板2枚とその下のTDKのLED看板1枚をつなぎ合わせた画期的なデジタルアートが今年もタイムズスクエアにお目見え。

「もっとも背の高い電気装飾アニメーション」として堂々ギネス世界記録に認定された。ということで必見の価値あり。地上120メートルにあるツリーの下部から幾重にも光が駆け上り、頂の星が美しく輝く。そして四方八方から光が舞い散るシーンは何度見ても楽しい。

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もうひとつ、同じ東芝の看板を眺めていると、ちょっと可愛いアニメーション映像も発見。お買い物シーンやイエローキャブ、ロックフェラーセンターのスケートリンクなど、楽しいニューヨークの冬の風景が、次々と色鮮やかに映し出されていくものだ。道行く観光客も思わず足を止めて携帯をかざしながら写真撮影に余念がない。

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タイムズスクエアに集う全米、全世界からの観光客。お買い物目当て、ミュージカルやコンサートがお目当て、もしかしたら秋に開幕したアメリカンフットボールのNYジャイアンツファンで遊びに来ているのかもしれない。

そういえば、夏に多かった「ヤンキース」や「ジーター2番」に替わり、秋・冬は「ジャイアンツ」やその花形選手「マニング10番」のグッズを身につけている人もちらほら見かけた。そんな光景もまた冬の風物詩として数えられるかも。

ニューヨークはいよいよその歳を締めくくる最大のイベントに近づきつつある。そう、世界中の人を熱狂させるタイムズスクエアのカウントダウンまであと少し!

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