今年のカリブはグレナダへ

公開日 : 2013年08月02日
最終更新 :
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毎年ニューヨークからカリブ海に繰り出しているが、行ってみたい所はフライトの乗換えが必要など不便なところが多くなってきた。マルティニーク、グアドループ、キュラソー。

かといってバハマやカンクン、ジャマイカ、プエルトリコ、USヴァージン、バミューダなど同じところはもう行きたくないしーー

というわけで今回選んだのは、グレナダ。毎日ではないが、デルタ航空が先年よりニューヨークから直行便を就航させている。そんなに混んではいないのに、航空運賃は700-800ドル。ためしにマイレージで取れるかWEBで確認してみるとこれが3万5千マイルで簡単に取れてしまった。

かくして今回はグレナダの旅が決まった。グレナダはカリブ海の東南に位置し、バルバドスの近く。ベネズエラやアルーバにも近い。フライトの出発時間がなんとJFKを1:40AM。翌朝の6:51AMにグレナダに到着する。(時差はNYと一緒)

カリブ海とはいえ、まだまだ知名度がないこの島へ行く観光客(?)はほとんどカリビアンやアフリカ系の人ばかり。里帰りと思いきや、米国のパスポートを持っている人も多い。

この島の特産は何かというとスパイス=香辛料なのだ。かつては、フランスの植民地でその後イギリスが植民地化。そして自治政府の確立。香辛料やコーヒー、カカオ、バナナなどの栽培が盛んだったようだが中でもナツメグは国の代表産物としてあげられる。

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さて空港からカリナゴビーチリゾートまでおよそ15分程度。タクシー代はイースタンカリブドルで40ドルだがUS$16 でもOKと言われた。リゾートは小さいベイに面したオーシャンインフロント。

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セントルシアのように島は起伏が多く、海沿いとなると、地形的に小高い山を下りたところにある。小さいベイは波もおだやかで、観光客も少なく、夕方ともなると地元の小さな子供たちの遊び場となる。

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つくられた快適なリゾートタイプのホテルはほとんどなく、地元の暮らしを損なわないエコ的なホテルがぽつぽつと建っている。

お隣のGRAND ANSE BEACHは、その美しさでは世界のベスト100のビーチに入るらしい。ダイビングの老舗ダイブグレナダやエコダイブのダイブボートはここから出発する。

2日目は首都のセントジョージに行ったが、地元の人ばかりであまり気の利いたみやげ物店はなかった。まだまだ観光地としては発展途上だが、それだけに地元の人たちとのふれあいで、ほんとうのカリブを知ることができる島といえるかもしれない。(しかし、バスがただのミニバンだったのにはびっくり。

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日本製などの中古車を使い、番号をフロントガラスに貼り付けただけの質素なもの。最初に乗るときは勇気がいる!)

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滞在中アジア人も4,5人しか見かけなかった。日本人もおそらく、カリブ海クルーズのひとつの寄港地として立ち寄るくらいだろう。

あまりにもやることがないので、最後はスクーバダイビングにトライ。ダイビングというスポーツは欧米観光客に人気だ。

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今回も1日前に申し込んだら、午前中の2本は満員御礼。なんとか午後1本に参加させてもらうことができた。オープンウォーターの講習を受けているひとたちも多かった。

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(ECO DIVEで講習を受けている人たち)

器材込みで75ドル。海の中には人間の像をかたどったオブジェのパークがあり、グレナダの海はこれが名物らしい。しかし作られたものよりやっぱり泳いでいる魚を目の当たりにするほうがうれしい。

さて、レスキューダイバーの上の資格がダイブマスター。この講習料がグレナダでは1000ドル以下なのでいよいよダイブマスターに挑戦しようかな。。

下記は私が泊まったカリナゴビーチリゾート。人もフレンドリーでシュノーケリング3点セットやビーチタオルも貸してくれる。難点はフロントが24時間オープンでないこと。朝8時50分発の飛行機でギリギリ7時にチェックアウト。旅にハプニングはつきものだがちょっとあせった瞬間だった。

(2階のテラスでブレックファースト↓)

Breakfast ha koko.JPG

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