ニューヨークからモントリオールへバスの旅

公開日 : 2014年08月31日
最終更新 :
旧市街の銅像.JPG

今年の夏休みは20年ぶりにモントリオールへ足を延ばした。

観光客が多い夏のシーズンでは、すでに航空券も高い。

そのため今回は北米陸路の旅として、グレイハウンドバスを利用した。

最初にオンラインでブッキング。プリントアウトするバスチケットは途中、国境付近や途中休憩所などに区切られて片道3枚つづりになっていた。

これさへあれば、窓口でも交換する必要なくそのまま乗車できる。

バスチケットは往復で144ドルだった。(プラスブッキング代が$1.50)

時間節約のため往路は夜行バスにした。10:15PMに、8番街と42丁目のバスディーポを出発。

朝の5:50AMにモントリオールに到着する。

バスの乗客は、ニューヨーク観光を終えて帰路に着くカナダ人が多いためか、あちこちでフランス語が聞こえてくる。

乗車するときには3枚のチケットを渡してそれでおしまい。

車内も、いつもはアトランティックシティーに行くときなどに利用する短距離バスより、もっとゆったりしているし、思ったよりすわり心地もいい。

さて、1、2ヶ所休憩場所に立ち寄ってくれるので、あえて車内のトイレを使わなくてもいいだろう。

途中、国境通過地点は少し時間がかかった。

まず全員が、バスを下り、スーツケースもすべて持たなくてはならない。

そして入国審査、税関審査。 この間の空路でトロントに行ったときにも感じたが、意外とカナダの審査は厳しいような気がする。

「どこに泊まるのか?」 「何泊か?」 「親戚、知人はいるのか?」 「なぜ一人なのか?300ドル以上の現金は持っているか?」 等々

一応クリアしたもののちょっと緊張する一瞬だった。

さて、終わるとみなバスがその地点に来るまで待たなくてはならない。

遠くでバスの車内検査が行われている。それも終了してバスに乗り込めば1時間ほどで

モントリオール。

モントリオールの標識.JPG

同じバスディーポでも、モントリオールのバスディーポはニューヨークより格段にきれいに見える。

カナダドルへの両替所もここにあり。

ここから繁華街までは徒歩15から20分くらい。

バスディーポ周辺もカルチェラタンと呼ばれ、若者の多いエリアだが、あいにく雨模様と朝早いため、少し閑散としていた。

montreal-town.jpg

モントリオールのカルチェラタン

モントリオール旧市街中心部.jpg

さて、モントリオールはカナダの第二都市で公用語はフランス語。街のあちこちにフランそぐ表示があり、北米バスの旅ながら、ヨーロッパに来たような気分も味わえる。

全体的にはパリよりも小さな街で、見所は旧市街。観光には1,2に日あれば足りるだろう。

China Town Mont.jpg

チャイナタウンで食べたフォー。10カナダドル。

モンと旧市街.JPG

残念ながら滞在中は晴れず、雨、曇りのため、セントローレンス川沿いのビーチおご覧の通り(↓)

雨のモントリオール.JPG
モンと旧市街-(2).jpg

1日目の大雨では、しかたなく目に付いたナポレオンの特別展示会にはいってみたが、これが普段はお目にかかれないような貴重な展示品数々。ナポレオンの帽子や時計、自筆の手紙、椅子、肖像画、家族にまつわる品々、外交官の「タレーラン」に関する資料まであって、もう一度ナポレンの時代のフランス史を勉強してみたくなった。

モントリオールの観光の目玉。ノートルダムの大聖堂(↓)

モンと 大聖堂.JPG

少し南に下がったところのアットウォーターマーケット(↓)

もんとあっとマーケット.jpg

(モントリオールにもシェアバイク↓ ニューヨーク、メキシコシティ等、最近はどこの都市でもよく見かける)

モンとシェアバイク.JPG

シャトー・ラムゼイ博物館の中庭。イギリスの庭園を思い出す(↓)

中庭.JPG
もんとカフェで一息.JPG

モントリオールのお土産は、やっぱりフランス風スイーツがおススメ。そのほか、山用の「ルーツ」ブランドの靴下など。

モントリオールのお土産.JPG

次回は、足を延ばしたロレンシャン高原のバスツアーについてお届けします!!

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