金曜日7時PM以降のホイットニー美術館は任意の入場料

公開日 : 2016年06月05日
最終更新 :

アッパーイーストから、ウエストビレッジのミートパッキングエリアにホイットニー美術館が移転したのは昨年春。

行ってみようと思いつつ1年が経ってしまったが、先だってようやく館内に入ってみた。

新設のホイットニー美術館はハイラインを南に歩き、ガンズヴォートストリートで降りた右手に進む。と、ひときわモダンなビルディングが目に入る。世界的に有名なレンゾ・ピアノが手掛けた建築物で、近代アートの展示会場としては申し分ないつくりだ。1階のガラス張りのレストラン「Untitled」やギフトショップなどは入場料を払わなくても出入り可能。

ここから館内で作品を閲覧するには通常22ドルを払って入館する。(※23年現在25ドル)

ただ、金曜日の7時以降の入場に限り任意の金額を払えば入場券を発行してもらえる。

私も8時頃到着し、5ドルで入ってみることにした。

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ここからエレベータで階上へ。

最上階はオープンカフェがあり、またオープンテラスで外の景色を眺められる醍醐味もある。

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ハドソンリバーと心地よい風、対岸のニュージャージーの景色。

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今の季節だと、7時くらいの入館で明るいリバービューと変わりゆく夜景時のリバービューの両方を楽しめそうだ。

作品だけでなく、こういった眺望を眺められるのもひと粒で二度おいしい、といったところか。

入場料が安く済む金曜日と言っても、ミッドタウンのMOMAのような混雑で疲れるばかり、絵がよく見れないといったこともなく効率よく6階まで続くオープンテラスとアウトサイド、インサイドの展示作品、お目当てのアートなどを飽きるまで堪能できる。

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3000人もの著名なアーティストの作品の中でもやはり、エドワード・ホッパーの作品は人気。立ち止まる人も多い

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展示品だけでなく、シアター、教育施設、読書室など多目的空間を兼ね備えた新生のホイットニー美術館。

まずは金曜日の7時以降の入館をスケジューリングしてみてはどうだろう。

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Whitney Museum

of American Art

99 Gansevoort Street

New York, NY 10014

(212) 570-3600

最寄りの地下鉄 14丁目と8番街(A,C,E,Lライン)徒歩10分

*5,6月のデルタ機内誌(日本語版)によるとスカイマイルの最高ステイタス、ダイヤモンド会員は

いつでも入場が無料、メダリオンの方は毎月第一金曜日が何時でも無料になるとのこと。

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