夏に行きたい!人気のルーフトップバー、人気のカクテルは?

公開日 : 2017年08月14日
最終更新 :

8月も半ば。このところ、そんなに蒸し暑さを感じさせない天気が続く。

もともと日本ほど湿気が高くないニューヨークは、夏でもジメッとした暑さはない。

まあ、1日中冷房のきいた部屋で過ごしたい(!)と思える日もたまにはあるのだが。

暑い夏の日は、生ビールもよいが、トロピカルカクテルでリゾート気分も味わいたいものだ。

そういえば去年、NYのフリーペーパー「TIME OUT」の表紙にドキッとするようなイラストがーー。

「ジョーズ」に見立てたこのシャークヘッド。実はトロピカルカクテルの紹介だった。

イーストビレッジの「マザーオブパール」でバーテンダーのジェーン・デインジャーさんが提供するオリジナルドリンク。

去年は、行くタイミングを逃してしまったが、今年はぜひ、このカクテルを試してみたい!!

グラフティーの多いイーストビレッジのバー(.JPG

いつもはウエスト方面よりに出没する私だが、久しぶりに地下鉄でイーストビレッジへ。

若者が多いこのエリアは、外壁にグラフティーの描かれたパブも多い。

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「マザーオブパール」はアベニューA沿い。地下鉄を降りてから、さらに東へ歩くこと10分。

ミッドタウンのお店に比べ、いかにもアットホームな雰囲気の漂うこじんまりとしたレストランが軒を並べる。

「マザーオブパール」も、そんな佇まいの中にあった。

日曜日とあって昼間から大賑わい。円卓のテーブルに通され、さっそくカクテルメニューに目を通す。

シャークアイのメニュー.JPG

ちょっと選ぶふりをしてみるが、注文は決まっている。

シャークヘッド、いや「シャークアイをひとつ!」

周りを見ると、このシャークアイをあちこちで注文しているようで、やはりタイム誌の影響か、1年経った今でも人気が高い。

さて、私のところにも運ばれてきたシャークアイ!

ウエイトレスのお姉さんが、ニッコリと私に微笑みかけながら、ささっと赤いトッピングを振りかける。

見る間にサメのお口が「血だらけ」に

シャークアイカクテル.JPG

そのお味はーー。パッションフルーツやレモンがミックスされているとはいえ、バーボン、ライの苦さもあり、普通のカクテルのような甘ったるさがない。しかしテキーラのような強烈さもなく、女子にも受けそうなカクテルである。

一人でふらっとはいって、カクテル一杯も頂けるお店である。ちなみに一杯16ドル。

さて、お次は、夏にお勧めのルーフトップバー。

チェルシー地区に「SLEEP NO MORE」という観客体感型のパフォーマンスが繰り広げられる館をご存じだろうか。

昔はホテルだったらしいが、改造してゴシック調の雰囲気漂う観覧劇場へ。舞台に座って観劇するのではなく、パフォーマーが部屋で繰り広げる演劇(?)を部屋を移動しながら次々と見て回るのである。

まじかで見る演技に観客も引き込まれる不思議な演出なのだ。その館に併設されているのが、ルーフトップバー「ギャロウグリーン」

緑に覆われた憩いのラウンジだそうだ。場所はギャラリー街として名高いチェルシー地区。

さっそく夕方出かけてみる。チェルシーは、ミッドタウンほど観光客でごった返してはいないが、それでもここは1階の入り口から行列をつくっている。エレベータを待つこと20-30分(注意:予約していくほうがベター)

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ようやくエレベータに辿りつき、階上へ。途中エレベータを降り、薄暗い細い廊下を通り、階段を上がると一転して緑が目にいっぱいひろがる。

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すでに大勢のニューヨーカー、観光客がカクテルやビール片手に談笑している。

メニューを見ると、ピザやロブスターロール、サラダなどの軽食もサーブされるようだ。

ギャロウグリーンのメニュー.JPG

しかしーー。カウンターバーは大混雑。帰っていくお客さんもいるが、下から上がってくるお客さんの方が圧倒的に多い。

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日曜日だからこんなに混んでいるのだろうか。みな、一杯やりながら休日のひと時を楽しんでいる様子。ここは一人で来るにはちょっと気後れする場所かもしれない。

もし入ってみたければ平日の月曜日や火曜日の夜をお勧めする。

それにしても決して安くはないカクテル。それでも米国は禁煙の風潮が根付き始めていることから、喫煙に代わるストレス解消の方法として、アルコールをたしなむ人が増えてきているのだろうか。

*Mother of Pearl

95 Ave A New York, NY10009

212-614-6818

*Gallow Green

542 W 27th Street, New York, NY 10001

212-904-1880

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