ニューヨークが緑色に染まった日、セントパトリックディ

公開日 : 2018年03月21日
最終更新 :
筆者 : Miko

皆さんこんにちは!NY特派員のMikoと申します。

先週17日の土曜日はニューヨークの5番街で盛大にセント・パトリック・パレードが行われました。

この日はアイルランドにキリスト教を広めた聖人聖パトリックの命日で、この日はカトリック教徒の祭日であるとともにアイルランド共和国の祝祭日でもあります。

実はこのセント・パトリック・パレードはニューヨークが発祥の地。1762年に、母国を離れたアイルランド兵士たちが聖パトリックの命日にニューヨークを行進したことが始まりだそうです。

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伝統的なアイルランドの民族衣装に身を包み、バグパイプを吹きながら5番街を北に進んでいきます。

なんとパレードに参加している人は25万人を超えているとか!すごい数ですね。観客は毎年200万人以上います。

観客はアイルランドのシンボル「シャムロック」にちなんで、緑色のものを身に付ける風習があります。シャムロックは三つ葉のクローバーによく似た植物です。

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パレードはミッドタウンの5番街44丁目からスタートし、そのまま5番街を行進し、アッパーイーストのメトロポリタン美術館の手前にある79丁目のIrish Historical Societyがゴールになります。始まるのは11時からで、なんと夕方5時頃までパレードは続きます。

この写真はグランドセントラル駅近くの49丁目で撮りましたが、とにかくすごい混雑です。

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ニューヨークはアイルランドからの移民が大変多い街なので、この日は大盛り上がりです。特に盛り上がりがすごいのはアイリッシュ・パブ(笑)この日は緑色のラガー・ビールを飲んでコンビーフ料理を食べる風習があります。

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私は緑色のラガービールが使われたピザを食べてみました。とっても美味しかったですよ!

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可愛い女子高生のイメージがある赤のタータンチェックですが、なんだかとってもカッコよく見えてくるから不思議です。

ミュージックバンドが次から次へと大型バスでミッドタウンに到着します。

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この日は最低気温がマイナス2度とまだまだ寒かったですが、元気なマーチングバンドの演奏を聞いていたら寒さもあまり気になりませんでした。と言ってもかなり寒いので、ダウンジャケットに帽子、マフラーは手放せません。もし来年パレードを観に行かれるようであればしっかり防寒することをおススメします!

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