はじめまして/ニューヨークで有名人に会えるかも?ニューヨーク・ファッション・ウィーク

公開日 : 2020年03月04日
最終更新 :
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カナダ出身のトップモデルCoco Rocha @ cocorocha

はじめまして。「地球の歩き方ニューヨークWeb特派員」に加わりました、青山沙羅と申します。これからニューヨーク情報をお届けしていきますので、どうぞよろしくお願いします! 今回は、毎年2月と9月に行われるニューヨーク・ファッション・ウィーク(ニューヨークをメインに活躍するファッションデザイナーのコレクション)について。ブランドものにはあまり詳しくない? 大丈夫、一般人にもこんな楽しみ方がありますよ。

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のん @non_kamo_ne

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アナ・ウィンター(アメリカ『VOGUE』編集長)https://www.vogue.com/tag/celebrity/anna-wintour

■有名人に会えるかも?

ニューヨーク・ファッション・ウィークのショー会場に入れるのは、業界関係者やプレス、フォトグラファーに限られます。つまり、私たちが会場内に入ることはできません(大金を払えば、話は別)。でも、会場外なら誰でもウロウロできますよ(笑)。有名人がゲストとして来ていることも多いので、遭遇するチャンスも。2020年秋冬コレクションでは、ケイティ・ホームズやアレック・ボールドウィンなどの俳優やアーティスト、リアンドラ・メディーンなどの有名ブロガーのほか、映画『プラダの悪魔』のモデルになった、アメリカ『VOGUE』の編集長アナ・ウィンターも来場。

日本からは、2013年NHK朝ドラ『あまちゃん』主演女優・のんさんが「ロンシャン(Longchamp)」(フランスのバッグブランド)に、木村拓哉さんの次女Koki(コウキ)さんが「コーチ(Coach)」(ニューヨーク発ファッションブランド)のゲストで来場していました。見に行く場合は、スケジュールを事前に、公式Webサイト(https://cfda.comhttps://nyfw.com/)で確認しておいたほうがよいでしょう。現在は、Spring Studio(6 St Johns Lane, NY 10013 New York)がメイン会場として使用されていますが、ブランドによって開催場所が異なります。

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アメリカ『VOGUE』のフォトグラファー Phil Oh(写真左)

https://www.vogue.com/fashion/street-style

■あなたが有名ファッション誌に載る可能性が?

ニューヨーク・ファッション・ウィークの会場内はパツパツに混んでおり、来場者のiPhone(携帯電話)画面の隙間からしかショーは見られません(苦笑)。長く待たされた挙句、ショーは15〜20分ほどであっけなく終わります。実際におもしろいのは会場外のストリートで、有名人やモデルを待つフォトグラファーと写真を撮ってもらいたいファッションマニア、遠巻きに眺める野次馬でごった返します。『VOGUE』や『WWD』などの各有名ファッション誌や「ゲッティ(Getty)」のストリートスナップ専門フォトグラファーがモデルや有名人の写真を撮ろうと待ち構えているので、あなたもメディアに載る可能性があります。たとえそれが偶然に写った、写真の隅っこであったとしても(笑)。

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現在人気ナンバーワンモデル カイア・ガーバー(元スーパーモデル シンディ・クロフォードの娘)

@kaiagerber

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人気モデル Maartje Verhoef @maartjeverhoef

■ファッションモデルはやっぱりきれい

ストリートスナップ専門フォトグラファーの最大のお目当ては、やっぱりファッションモデルを撮影すること。長身で細く、きれい。彼女たちはショーをかけ持ちし、次の現場に急いでいるので、目の前をあっという間に通り過ぎてしまいます。一番の見どころは彼女たちの私服で、スタイリスト顔負けのおしゃれなコーディネートをしたモデルもいますよ。現在のトップモデルはカイア・ガーバー(元スーパーモデル シンディ・クロフォードの娘)やジジ・ハディッド、ケンダル・ジェンナーなどですが、会場外に出る際は、警護のSPがぴったりついており、ほとんどの場合が裏口から出てしまうので、見かけたらラッキー。人垣ができていたら、有名人がいるのですが、将棋倒しになる危険性もあるので、無理して近づかないようにしましょう。

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あなたを(?)待ち構えるフォトグラファーたち

[All photos by Hideyuki Tatebayashi]  Do not use images without permission.

■サーカスのようなお祭り気分が味わえます!

ニューヨーク・ファッション・ウィークの醍醐味は、サーカス見物のような高揚した気分が味わえること。期間中はさまざまなブランドのショーが次々と行われ、町中に世界中のモデルがあふれ、思い切りおしゃれをした男女が行き交います。1週間ほどの間、ニューヨークは華やぎ、そして次の「サーカス」が行われるロンドやミラノ、パリへと場を移していきます。次回のニューヨーク・ファッション・ウィークは2020年9月11〜16日開催予定。あなたも、この美しい「サーカス」を見に来ませんか。ひと味違ったニューヨークの顔を見ることができますよ。会場外で眺める分には無料です。詳細は、公式Webサイトをご覧くださいね。

《公式Webサイト》

■ニューヨーク・ファッション・ウィーク(CFDA)スケジュール

■ニューヨーク・ファッション・ウィーク(NYFW)

・URL: https://nyfw.com/

筆者

アメリカ・ニューヨーク特派員

青山 沙羅

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

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