NYCクイーンズ区 温かいお弁当がうれしい無料食事配布【ニューヨークの新型コロナウイルス事情】

公開日 : 2020年05月10日
最終更新 :

NYCクイーンズ区 無料食事配布情報

外出禁止令から約2ヵ月。ほとんどが収入が激減あるいは無収入の身。ニューヨーカー全員が、出費を抑えたい状況。NYCで行なわれている無料食事配布の情報を、日本人は知らない人が多いようなので共有したいと思います。庶民的なクイーンズ区は日本人が多く住むエリアなので、お役に立てれば幸いです。

NY市クイーンズ区 The Rock Churchでいただいた無料食料配布の内容は

【場所】ニューヨーク クイーンズ区

the Rock Church (57-02 Hoffman Dr, Elmhurst, NY 11373)across the street from Target on Queens Boulevard

【行った時間】水曜日11:45am〜12:00noon頃(配布日は毎日11:00am〜2:00pm)

【待ち時間】約20分、5〜6人待ち。

【来ている人たち】ヒスパニック、アフリカ、アジア系(私のみ)。

【条件】来たのは初めてか、電話番号などを聞かれた(受付の担当者によって違いそう)。

【配布内容】内容は毎回異なると思います。必要な数は聞かれず、1組につき1セット。

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2020年5月 NY市クイーンズ区 The Rock Churchでいただいた無料食料配布 (C)Sara Aoyama

フライドチキンや野菜がのったランチボックス パンとバター付き 2箱

BOXED WATER 500mL 2箱

【特徴】

●待ち時間は20分程度。

●身分証明書の提示は不要。

●場所はGrand Ave駅(M、R Line)に近く、クイーンズブルバードの大通り沿いにあるため治安は問題なし。クイーンズブルバードを挟んで向かい側は、ターゲットとメイシーズがある。

●温かい調理したお弁当、フレッシュなパン(スーパーで買うより、柔らかかった)に感動。すぐ食べられるので、そのままランチにできる。

●お楽しみのスナック菓子付き。子供のいる家庭や、子供並みの頭脳の私などにはうれしい。

●いずれも味がよく、欲しいものばかりだったので、個人的には一押し。

情報は2020年5月の内容ですので、変更があった場合はご容赦ください。

同日同所で友人がもらったもの

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2020年5月 NY市クイーンズ区 The Rock Churchでいただいた無料食事配布 (C)M

BOXED WATER 500mL 2箱

クイーンズ区に住む友人に教えてあげて、同日に友人が貰ったもの。11:15〜11:30amで彼女の方が早い時間帯。まだお弁当が到着してなかったのか、同じ日でも内容が違いました。隣の芝生は青く見えるもので、彼女は私の貰ったお弁当を羨ましがり、私はシナモンレーズン好きなので、彼女のもらったパンが羨ましいという......

THE Rock Church

【場所】57-02 Hoffman Dr, Elmhurst, NY 11373

across the street from Target on Queens Boulevard

【提供内容】

Food Pantry Hours:(食料品配布)

Free food is available everyday from 11 am to 2 pm

配布開始時間や終了時間は、状況で変わることがあります。また、写真付き身分証明書を求められる場合があります。

Food Bank for NYC

以前の無料食料配布関連記事はこちら。

ニューヨークの実質的再開は、まだまだ先と思われます。恥じることなく、差し出された手につかまり、生き延びましょう。どなたかのお役に立つことを祈ります。来週以降は、クオモNY州知事が買い上げたミルクを使った乳製品が配布される予定がありますね。無料食事配布(フードパントリー)情報、続けます!

全米で130万9541名、アメリカは世界一の感染者数。

NY時間2020年5月10日午前 4:32:29 時点の、感染症研究のエキスパート米ジョンズ・ホプキンス大学Johns Hopkins Universityの公式ウェブサイトによると、世界の感染者数は4,038,747名。アメリカの新型コロナウイルス感染者数は130万9541名で、世界最多の感染国。アメリカはダントツの1位で、2位のスペインの約5.7倍の感染者数。3位イタリア、4位英国、5位ロシア、6位フランス、7位ドイツ、8位ブラジル、9位トルコ、10位イラン。国が大きいロシアやブラジルがワーストの順位を上げてきています。

日本の感染者数は現在1万5663名、死亡者数は607名、回復者数は5906名となっています。日本はニューヨークのように、爆発的には増えていません。

【新型コロナウイルス感染国ワースト5】2020年5月10日

世界の感染者数 4,038,747名

1.アメリカ 1,309,541名(死亡78,794名)(回復212,534名)

2.スペイン  223,578名(死亡26,478名)(回復133,952名)

3.イタリア  218,268名(死亡30,395名)(回復103,031名)

4.英  国  216,526名(死亡31,662名)(回復1,002名)

5.ロシア  209,688名(死亡1,915名)(回復34,306名)

日本 15,663名 (死亡 607名) (回復5906名)

■参照記事

Johns Hopkins University. NY時間2020年5月10日午前 4:32:29 時点のデータによる

2020年5月9日現在 ニューヨーク州感染者数33万3122名

2020年5月9日付在ニューヨーク日本国総領事館の「総領事館からのお知らせ」メールによると、現在のニューヨーク州の感染者数は33万3122名。死亡者数は2万1271名。ニューヨークは世界の感染の震源地となり、アメリカは感染国ワーストワン(恐怖)。

ニューヨークシティで、感染者数が多い順番は、クイーンズ、ブルックリン、ブロンクス、マンハッタン、スタテンアイランド。いずれも人口密集地であることから、感染者数が連日増加しています。私の住むクイーンズ区は、人種のるつぼニューヨークシティの中でも、特に多様な人種が集まるエリア。5万6000人を超え、感染率はNYCの中で約31%とトップ。しかもエルムハースト病院(Elmhurst Hospital,Queens,NYC)の医療現場の惨さが世界中に伝わっています。いわば、世界一の感染拡大地域で、私はまだ生き延びています(泣)。マンハッタン区の感染者数が少ないのは、お金持ちはすでに、セカンドハウスを持つほかの州や、他国へ移動済みだからです。( )内は前日の数。

クイーンズ区:56,493名( 55,944名)

ブルックリン区:49,461名( 48,998名)

ブロンクス区:40,804名( 40,553名)

マンハッタン区:23,881名( 23,730名)

スタテン島区:12,650名( 12,578名)

詳細につきましては、在ニューヨーク日本国総領事館の新型コロナウイルス関連情報で確認することができます。

5月9日現在、当館管轄内における新型コロナウイルスの感染者数及び死者数は以下のとおりです。( )内は前日の数

○ニューヨーク州:感染者数  333,122名(330,407名),死者数 21,271名(21,045名)

・感染者数内訳(主なエリア) 

ニューヨーク市:感染者数  183,289名(181,783名),死者数 14,011名(13,897名)

NY市の内訳

クイーンズ区:56,493名( 55,944名)

ブルックリン区:49,461名( 48,998名)

ブロンクス区:40,804名( 40,553名)

マンハッタン区:23,881名( 23,730名)

スタテン島区:12,650名( 12,578名)

ナッソー郡:38,928名( 37,812名),死者数  2,388名(2,362名)

サフォーク郡:36,461名( 36,223名),死者数  1,647名(1,616名)

ウエストチェスター郡:31,087名( 30,905名),死者数  1,328名(1,316名)

ロックランド郡: 12,400名( 12,349名),死者数    410名(  404名)

○ニュージャージー州:感染者数 137,085名(135,454名),死者数 9,116名(8,952名)

○ペンシルベニア州:感染者数  55,316名( 54,238名),死者数  3,688名(3,616名)

○デラウェア州:感染者数     6,277名(  6,111名),死者数    221名(  213名)

○ウエストバージニア州:感染者数 1,335名(  1,323名),死者数     53名(   52名)

○コネチカット州フェアフィールド郡:感染者数 13,030名(12,879名),死者数 1,017名(1,006名)

○プエルトリコ:感染者数     2,156名( 2,156名),死者数  107名   (  107名)

○バージン諸島:感染者数        68名(    68名),死者数      4名 (    4名)

*プエルトリコとバージン諸島については,本日の当局の数値更新がありませんでした。

■ 在ニューヨーク日本国総領事館

299 Park Avenue, 18th Floor, New York, NY 10171

筆者

アメリカ・ニューヨーク特派員

青山 沙羅

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

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