2020年テニスの全米オープンは無観客で開催決定【ニューヨークの新型コロナウイルス事情】
2020年の全米オープンは無観客で開催決定
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2020年6月16日クオモNY州知事の記者会見によると、2020年テニスの全米オープンは、8月31日から9月13日までクイーンズで無観客で開催することが決まりました。4月には病床をセットし臨時病院になったのですから、感慨深いものがあります。テニスファンのあなたは、テレビやインターネットでご覧になれます。
また、独立記念日7月4日に行われるネイサンズのホットドッグ大食い大会も、同様に無観客で行われるそうです。
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Governor Cuomo Announces U.S. Open to Be Held Without Fans from August 31st to September 13th-NYS GOV 2020年6月16日
ニューヨークシティの第2段階は未定
ニューヨークシティはスケジュールどおり順調であれば、6月22日（月）に第2段階が再開されるはずですが、デブラシオNY市長によると第2段階再開はまだ未定。米国他州で感染第二波が拡大しており、感染がひどかったニューヨークシティはかなり慎重になっているようです。また、状況が分かり次第、ご報告いたします。
全米で213万7731名、アメリカは世界一の感染者数。
NY時間2020年6月17日午前 5:33:16 時点の、感染症研究のエキスパート米ジョンズ・ホプキンス大学Johns Hopkins Universityの公式ウェブサイトによると、世界の感染者数は819万1391名。アメリカの新型コロナウイルス感染者数は213万7731名で、世界最多の感染国。アメリカはダントツの1位で、2位のブラジルの約2.3倍の感染者数。3位ロシア、4位インド、5位英国、6位スペイン、7位イタリア、8位ペルー、9位フランス、10位イラン。アメリカ、ブラジル、ロシアがワースト3を占めています。ロシアは死亡数が少なく回復数が多いのに対し、英国は死亡数が多く回復数が少ない、逆のデータが出ています。また、インド、ペルーの感染者数が増えています。
【新型コロナウイルス感染国ワースト5】2020年6月17日
世界の感染者数 8,191,391名（死亡444,076名）（回復3,971,560名）
1.アメリカ 2,137,731名（死亡116,127名）（回復576,334名）
2.ブラジル 923,189名（死亡45,241名）（回復490,005名）
3.ロシア 552,549名（死亡7,468名）（回復303,800名）
4.インド 354,065名（死亡11,903名）（回復186,935名）
5.英国 299,600名（死亡42,054名）（回復1,293名）
■参照データ
Johns Hopkins University. NY時間2020年6月17日午前 5:33:16 時点のデータによる
2020年6月16日現在 ニューヨーク州感染者数38万4575名
2020年6月16日付在ニューヨーク日本国総領事館の「総領事館からのお知らせ」メールによると、現在のニューヨーク州の感染者数は38万4575名。死亡者数は2万4608名。ニューヨークは世界の感染の震源地となり、アメリカは感染国ワーストワン（恐怖）。
ニューヨークシティで、感染者数が多い順番は、クイーンズ、ブルックリン、ブロンクス、マンハッタン、スタテンアイランド。いずれも人口密集地であることから、感染者数が連日増加しています。私の住むクイーンズ区は、人種のるつぼニューヨークシティの中でも、特に多様な人種が集まるエリア。6万4000人を超え、感染率はNYCの中で約30％とトップ。しかもエルムハースト病院（Elmhurst Hospital,Queens,NYC）の医療現場の惨さが世界中に伝わっています。いわば、世界一の感染拡大地域で、私はまだ生き延びています（泣）。マンハッタン区の感染者数が少ないのは、お金持ちはすでに、セカンドハウスを持つほかの州や、他国へ移動済みだからです。（ ）内は前日の数。
クイーンズ区：６４，０４２名（６３，９３２名）
ブルックリン区：５８，２７４名（５８，１７７名）
ブロンクス区：４６，７１０名（４６，６４５名）
マンハッタン区：２７，６７７名（２７，６２７名）
スタテン島区：１３，８８８名（１３，８７８名）
詳細につきましては、在ニューヨーク日本国総領事館の新型コロナウイルス関連情報で確認することができます。
6月16日現在、当館管轄内における新型コロナウイルスの感染者数及び死者数は以下のとおりです。（ ）内は前日の数
○ニューヨーク州：感染者数 ３８４，５７５名（３８３，９４４名），死者数 ２４，６０８名（２４，５７９名）
感染者数内訳（主なエリア）
ニューヨーク市：感染者数 ２１０，５９１名（２１０，２５９名），死者数 １５，５４４名（１５，５３４名）
ＮＹ市の内訳
クイーンズ区：６４，０４２名（６３，９３２名）
ブルックリン区：５８，２７４名（５８，１７７名）
ブロンクス区：４６，７１０名（４６，６４５名）
マンハッタン区：２７，６７７名（２７，６２７名）
スタテン島区：１３，８８８名（１３，８７８名）
ナッソー郡：４１，２９０名（４１，２４０名），死者数 ２，６７６名（２，６７２名）
サフォーク郡：４０，７３８名（４０，６９２名），死者数 ２，００５名（２，００４名）
ウエストチェスター郡：３４，３５８名（３４，３２７名），死者数 １，５３７名（１，５３５名）
ロックランド郡：１３，４６０名（１３，４４１名），死者数 ４６８名（４６６名）
○ニュージャージー州：感染者数 １６７，４２６名（１６７，１０３名），死者数 １２，７２７名（１２，６７６名）
○ペンシルベニア州：感染者数 ７９，４８３名（７９，１２１名），死者数 ６，２７６名（６，２４３名）
○デラウェア州：感染者数 １０，４０３名（１０，３４０名），死者数 ４２４名（４２３名）
○ウエストバージニア州：感染者数 ２，３３２名（２，２９８名），死者数 ８８名（８８名）
○コネチカット州フェアフィールド郡：感染者数 １６，３５９名（１６，３３８名），死者数 １，３５０名（１，３４７名）
○プエルトリコ：感染者数 ５，９５１名（５，８９０名），死者数 １４７名（１４７名）
■ 在ニューヨーク日本国総領事館
299 Park Avenue, 18th Floor, New York, NY 10171
筆者
アメリカ・ニューヨーク特派員
青山 沙羅
はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。
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