全国でもめずらしい景勝地!荒川剣龍峡の自然を感じる!~新潟県新発田市荒川~
6月1日撮影。新潟県新発田市・荒川剣龍峡に行ってきました。
荒川剣龍峡とは新発田市月岡温泉の近く、1キロ平方メートルほどの景勝地で、剣龍峡登山道の登山口でもあります。
昭和20年頃、渓流を"龍"として付けられたといわれ、奇岩・怪石の総称とされた剣龍峡。
庭園師第一人者である京都の田中氏は『剣龍峡の岩はすべて砂岩で丸みをおび、女性的であり、日本でいくつもない景色』だといいます。
昭和34年、県立自然公園に指定。
また、阿賀野市五頭山の隣側、新発田市の山々を総称して剣龍峡登山と呼ばれるらしく、剣龍峡入口の山の神奥の院から出発・焼山~水場を過ぎて最高峰コマタ(634m)展望~穴マクリ(590m)展望~花の木平~藤沢の山々を通ってぐるりと回るように登山をし、剣龍峡に戻ってくるコースとなっています。
一周約6キロの道となり、剣龍峡登山には5時間ほどかかるそう。
剣龍峡の登山は行ったことはないですが、入り口である剣龍峡登山口にも川が流れ、ここでも十分に自然を感じられることでとても気に入っています。
景観の見所が紹介されているので一部観光スポットのようにもなっており、写真家の人も季節折々に景色を収めているのが見られます。
上の写真は見所のひとつ"禊の滝"と呼ばれ、山の神神社の社殿前・下に落ちる滝であり、特徴では滝の上部が広く下部が細くなっているのが全国的にも少なく、めずらしい滝といわれます。
市がたてた案内板では剣龍峡の見所が7つあるとされ、上の"禊の滝"のほか、大鼓石・三神杉・龍の剣堀・不動の滝・亀岩・奥の院があるので、探しながら見所ポイントを抑えるのも楽しみのひとつ。
(※奥の院は林道に入っていくので、格好に注意。)
下の写真はそのうちのひとつ"三神杉"であり、根元が一本で繋がっています。
冬季は3mほどの積雪であり危険(※雪があり除雪がないため剣龍峡には立ち入れない)とされ、雪解けの季節でも土砂崩れや落石などが危ないとされています。
登山時の入山事故は自己責任であり、登山者は剣龍峡登山口に登山カードを設置してあるので、必ず記入してからの登山が必須です。
(※クマ出没注意の看板もあり。)
低山とはいえ危険はつきものですが、ツツジなどの季節の花々も咲き、野鳥や川のせせらぎを聞きながらの探索ができるので、気を付けながらも自然の美しさをたくさん感じてほしい場所です。
その後は、近くの月岡温泉街や無料足湯に向かうのもオススメです♪
【新発田市・荒川剣龍峡】
住所:新潟県新発田市荒川
駐車場:(普通車)約7台
登山時期:5月~11月
関連リンク:新発田市公式HP・荒川剣龍峡
筆者
新潟特派員
fuji
新潟県在住。新潟の四季折々をお伝えします。
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