夏の北海道に雪だるま!?

公開日 : 2017年07月26日
最終更新 :
筆者 : 寅さん

 内地では、梅雨も明けて、いよいよ夏休みに突入しました。北海道の夏休みは、内地に比べて短く、代わりに冬休みが長いのです。羊蹄山麓の各町村でも、盆踊りなどのお祭りが催されます。後志地方を代表する倶知安町では、いまやこの時期の恒例のお祭りになった「第55回くっちゃんじゃが祭り」が8月5~6日まで、催されます。

CIMG2156.JPGじゃが祭りのポスター.JPG

 夏祭りでは、どこも盆踊りや、歌、屋台、花火など定番が多い中で、「くちゃんのじゃが祭り」だけにしかない、ユニークな出し物があります。それは、この真夏の最中に、本物の雪で作った大きな「雪だるま」が飾られます。10数年前までは、この時期、東京銀座4丁目の角に大きな「雪だるま」が飾られていましたが、これも、ここ倶知安からわざわざ運ばれた本物の雪で作られた雪だるまです。豪雪地帯として知られる倶知安町では、現在でも、名物のジャガイモ倉庫を雪で囲い、雪で冷凍保存して甘いジャガイモとして知られています。更に、会場には、雪で作った滑り台や、スキーで氷の池を飛び越えるジャンプ台の競技などもあります。

真夏の雪だるま.jpg
CIMG4522.JPG真夏の雪だるま3.JPG

その他に、倶知安町ならではの、ユニークな出し物は、ジャガイモの摑み取り競争です。会場の駅前通りに、大きなビニールを広げて、名物の男爵イモなどを撒き、ヨーイドンで、ビニール袋にジャガイモを詰め放題で持ち帰ることができます。参加料はタダで誰でもが参加できます。更に、四国方面から移住してきた人達の子孫が毎年阿波踊りを披露してくれます。

P8070483.JPGじゃがいもの掴み取り+2.jpg

その他に、倶知安ならではの、ゆるキャラ「じゃがた君」の登場や、雪だるまの人形などがあります。みなさんも一度、挑戦しはいかがでしょう。

P8280671.JPG阿波踊り+2.jpg

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。