ジャガイモの収穫作業

公開日 : 2017年09月16日
最終更新 :
筆者 : 寅さん

 倶知安は「ジャガイモの町」と言われており、「男爵イモ」が全国的にも有名です。 この「男爵イモ」は明治時代にイギリスへ留学していた川田龍吉男爵が、イギリスから取り寄せて試験栽培を行い、その中で「アイリッシュコブラー」という品種が北海道の地に一番適しており、普及させることに努めたそうです。

 後にこのジャガイモは「男爵様が育てたイモ」から、農家が「男爵イモ」と名付けたと云われています。

 我々夫婦は、最近、農家の友人宅の「ジャガイモの収穫作業」を手伝っていますので、その作業風景をご紹介したいと思います。

P1130839.JPGハ―ベスタ.JPG
P1090198.JPGジャガイモの収穫.JPG

  昔はジャガイモを人の手で掘って収穫していたようですが、最近はこの巨大な「ハーベスター」を動かしていますので、ジャガイモの分別・収穫作業がとても効率的です。小さな石ころやジャガイモ、枯れた枝などはほとんど分別し、ジャガイモについた泥も剥がしながら集めることができます。

P1090235.JPGジャガイモの収穫.JPG
P9160122.JPG選別作業+2.jpg

  しかし、最終的には人間の目で形の悪いものや陽に当たって緑色になったもの、腐りかけたものを除く必要がある為、ハーベスターには通常4人が乗り込むのです。

CIMG2424.JPGジャガイモの収穫3.JPG
CIMG2440.JPGじゃがいも3.JPG
P9160042.JPGジャガイモの収穫+2.jpg

大型コンテナーに収納

P1090252.JPGジャガイモの収穫.JPG

  分別されたジャガイモは大型コンテナーに集められて収納され、農協に運ばれて全国に運搬・販売されます。

P9150742.JPGジャガイモの収穫+3.JPG
CIMG2436.JPGハ―ベスター3.JPG

  倶知安町では「男爵」「キタアカリ」「トウヤ」「メークイン」など様々な種類のものが生産されていますが、それぞれの特徴を知っていろいろな料理に使われているようです。

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