早春の「吉備路の山全山縦走大会」を一緒に歩きませんか? ~吉備路風土記の丘~

公開日 : 2018年01月27日
最終更新 :
筆者 : mami
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3月、早春の山歩きを楽しむ「第4回吉備路の山全山縦走大会」が

総社市の鬼城山-岡山市北区・足守地区の竜王山-吉備津神社など

17~35キロの5コースで開催されます。

現在参加者を募集中です!

全山を縦走すると35㌔を制限時間内に歩き通しますが

短い「足守コース(18キロ)」もあるので

私たち夫婦も毎年参加している大会です。

第4回吉備路の山全山縦走大会

日  時 2018年3月18日(日) 雨天決行

集合場所 JR服部駅

受  付 6:00~7:00 随時出発

  全山縦走コース 35㌔ 標高差1320㍍ 到着地 吉備津神社

  吉備津彦コース 32㌔ 標高差1150㍍ 到着地 吉備津彦神社

  稲荷コース 24㌔ 標高差960㍍ 到着地 高松稲荷グラウンド

  足守コース 18㌔ 標高差620㍍ 到着地 足守小学校

足守出発コース17㌔ 標高差700㍍ 到着地 吉備津神社 のみ

集合場所 足守小学校発

受  付 10:00~11:30 随時出発

参 加 費 各コース2000円

締  切 2月16日 先着計1000人 

ついでながら、過去に足守コースを歩いた様子をレポして

吉備路の山の魅力をお伝えしますね!

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6時半に服部駅に到着。

受付を済ませたらゾロゾロと歩き始めます。

人の後ろを付いて歩けばいいので楽ちんです。

背中のゼッケンには県名やメッセージなどを書いています。

県外から来られた方が多いのに驚きました。

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山すそに近づくにつれ鬼ノ城が見えてきました。

写真では見えにくいけれど、西門(矢印の下)も見えます。

しばらく歩くと砂川公園のキャンプ場に入り

今年初めての桜を見つけたりしながら歩きます。

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このあたりから急峻な山道になり登山らしくなってきました。

700人近い人が登っているのでちょっと渋滞気味です。

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このあたりは、シダが多く岡山の山じゃないみたい!

この道...

夏には凄いことになっているんじゃないかな?

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車道に出ると、直径1.8㍍もある「鬼の釜」というものがありました。

鬼の城に住んでいた温羅(うら)が使っていたという釜です。

温羅(うら)というのは昔、この山に住んでいた鬼です。

大和から来た吉備津彦命に退治され、「温羅伝説」として語り継がれ

この伝説が「桃太郎伝説」のもとと伝わっています。

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見晴らしの良い高台で

お握りを朝食として食べた後は犬墓山を目指します。

山中は「岩屋三十三観音」と巨石がいたるところにあり

山岳仏教の名残りが感じられます。

写真の巨石は「鬼の差し上げ岩」と呼ばれ

鬼のモデルとされた温羅がこの巨大な岩を差し上げて巌窟を造り

棲み付いたと言われています。

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岩屋寺からは長~い下り坂です。

このあたりから足の指に負担がかかるようになって来ました。

そんな時に見えてくるのが色々な川柳です。

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川柳に後押しされながら

やっと朝、麓から見えていた西門に到達です。

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この西門と角楼は復元された物で、以前NHKの番組の中では

唐・新羅の侵攻に備えて蘇我氏が

整備した山城のひとつとして紹介されていました。

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空気が澄んでいればいれば

ここからの眺めは瀬戸内海まで見渡せます。

城壁を保護するための敷石は国内ではここだけで

朝鮮半島では数例見つかっているだけだそうです。

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滑り台のような岩場を下り

山中から抜け出すと奥坂の休憩所にたどり着きました。

よっぽど情けない顔をしていたのか受付の人が

「リタイアですか?」と一言。

いえいえ、まだ歩きますよ~ん!

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ここで、「ヤマザキパン」と「紀文のスティックいか」を頂き

残りの携行食も出してお昼にしました。

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ここから、もう一山越えたらゴールの足守です。

標高465㍍あった岩屋に比べれば

150㍍ほどの百田乢は楽勝と思っていましたが

今までのような、立ち止まる遺跡や旧跡もなく

足が疲労のピークに達していてヘロヘロです。

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ボランティアスタッフの拍手に迎えられ

やっとこさで、ゴールの足守小学校に到着です。

18.145㌔ 歩ききりました。

ヽ(〃'▽'〃)ノ☆゚'・:*☆ヤッター

他のコースの方は、さらに進んでいくのを見送りながら

戴いたカルピスウォーターを飲み干します。

足守の町はひな祭りの最中で町のあちらこちらで

珍しい雛人形を見ることもできました。

さあ、ここから4㌔先の足守駅へ向かい帰途につきます。

「地球の歩き方」をご覧のみなさま

一緒に早春の吉備路の山を歩きませんか?

(^_-)-☆

筆者

岡山特派員

mami

岡山生まれの岡山育ち。岡山市内在住の生粋の「おかやまっ子」です。

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