セーラー服を着て学生時代にタイムスリップ!「児島学生服資料館」 ~倉敷市児島~

公開日 : 2018年03月22日
最終更新 :
筆者 : mami
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児島は干拓により広がりました。

そのため、土地には塩分が多く米作りに適していませんでした。

そこで塩分に強い綿花が栽培され

それが児島の織物産業の礎となっています。

織物や縫製の技術は足袋、学生服、作業着へと広がり

昭和初期には日本の学生服の7割を

児島産が占めていたといいます。

今回は日本被服株式会社の敷地内にある

児島の学生服の歩み・変遷を展示した

『児島学生服資料館』をご紹介しましょう。

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中に入ると戦前のホーロー看板や学生服

レトロな雰囲気のランドセルが並びます。

そうそう、他県の方が岡山に引っ越してきて驚かれるのが

小学生も学生服を着ていることです。

岡山で生まれ育った者には当たり前のことなんですが

日本のほとんどの小学校に制服が無いということは

岡山県民にとっては「驚き」です。

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昔はこんなランドセルを使っていたんですね。

学生服も素材も色も今とは違うみたいでした。

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昭和レトロなホーロー看板の数々が並び

思わず見入ってしまいます。

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アイドルの販促用ポスターや幟旗が並びます。

このあたりになると

「懐かしい~。」と思われる方も多いのでは?

セーラー服を着た百恵ちゃんが憧れのお姉さんでした。

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聖子ちゃんカットも流行りました。

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こんな展示もあります。

短ラン、ボンタン、不良の御用達の変形学生服。

長ランの裏に昇り龍の刺繍をしたものとか

着ている子がいましたっけ~。

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2階へ上がるとずら~っと制服が並んでいます。

セーラー服、詰襟、ブレザー、ベストと

これらの学生服はサイズも色々とあり

自由に試着ができるのです!

学校の教室のようなコーナーも用意されています。

お顔が写るので写真は遠慮しましたが

ここで先客さん達が写真撮影していました。

遠方からも「同窓会で青春時代のの思い出を振り返ろう」と

年配の団体さん達が訪れるそうです。

あなたも学生服やセーラー服を試着して

若き日の甘く切ない思い出を振り返って見ませんか?

小さな目立たない資料館ながら人気のスポットです。

敷地内の児島特銘館では

なんと学生服のアウトレット商品もありますよ!

お土産にいかがでしょう~?

倉敷市児島下の町5丁目5-3

TEL 0120-144129 (フリーダイヤル)

開館時間 10:00~17:00

定休日 年末年始(不定休)※要問い合わせ

駐車場 無料、10台

ホームページ http://www.nipponhifuku.jp/company/museum/index.html

筆者

岡山特派員

mami

岡山生まれの岡山育ち。岡山市内在住の生粋の「おかやまっ子」です。

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