奇趣に満ちた満奇洞へ ~新見市~
急な坂道を登り、満奇洞の入口の前に立つだけで
冷気が吹き出して来るのがわかります。
背の高い夫はここで嫌という程、強く頭を打ちコブになっていました。
湿度も低く歩いているうちに、汗がスッとひいていきます。
規模は小さいながらもリムストーンという鍾乳石です。
洞内はそれほど長くありませんが、洞窟博物館といわれるほど洞内の景観は素晴らしく
ここを訪れた与謝野晶子が
「奇趣に満ちた洞」と激賞したところから満奇洞と名付けられたといわれています。
まきの洞 夢にわが見る世の如く
玉より成れる殿づくりかな ー鉄幹ー
満奇の洞 千畳敷の蝋(ろう)の火の
あかりに見たる顔を忘れじ ー晶子ー
鉄幹が詠んでいる「まきの洞」は当時この洞窟が
「槇の穴」と呼ばれていたことから詠まれていると思います。
見どころは多く、ナイアガラの滝、銀の幕、奥の院、恋人の泉等の名前がついています。
フローストーン(流華石)と呼ばれるものかな?
LEDライトに照らされ湖が、奥へ奥へと無限に続いているように見えます。
水が地球に刻んだ造形美ですね。
ストロー(鐘乳管)や、つらら石が発達した場所で
映画「悪霊島」のロケでも使われていて印象的なシーンでした。
天井も高く雄大な造形でした。
一枚で全ては入りきらず、感動したほど雄大な写真にはなりません。
写真だけでは満奇洞の姿がじゅうぶんに伝えられません。
新見に来られる時にはぜひ、満奇洞へお立ち寄り下さい。
住 所 新見市豊永赤馬2276-2
アクセス方法 中国自動車道 北房ICから車で約20分
中国自動車道 新見ICから車で約30分
駐 車 場 あり
そ の 他 満奇洞管理事務所 0867-74-3100
筆者
岡山特派員
mami
岡山生まれの岡山育ち。岡山市内在住の生粋の「おかやまっ子」です。
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